南アフリカ在住のきたむ(wakajps)です。
このブログでは私の愛するズールー族の文化や伝統、言語(ズールー語)をいくつか取り上げています。それゆえに「ズールー族」で検索してこのブログに辿り着く方も多いのではないかと。

私は現在、南アフリカの田舎、かつてズールー王国のあった地に住んでいます。
ズールー族といえばスティックファイティング。スティックファイティングは、ズールー族の伝統的な戦い方。日本で言えば、剣道に近いあつかい?(たぶん)
「一度、ズールー族とスティックファイティングしてみたい!」という溢れる思い。たたかえる場所がないかと調査を重ねること三日。。。(短い)
まずはズールー族の伝統的な戦い方『やり投げ』で肩慣らし!
ズールー族の伝統的な戦いの一つは『槍投げ』。
ズールー族いわく、槍投げで闘うのはとても効率が悪いとのこと。
ズールー族の戦い方は「槍を投げる」。
7本投げてそのうち1本でもターゲットに当たればいい方だそう。ズールー族曰く「とても効率が悪く、敵に武器を取られるのがデメリット」 pic.twitter.com/FAXi31RGkC
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 15, 2018
まずは、ズールー戦士が槍投げの見本を見せてくれました。
写真では小さくて見えずらいですが、奥の方にある牛の皮をめがけて投げていきます。それにしてもなかなか命中しない。。。
実際にやってみると飛距離は意外とどうにかなる!!問題は命中の精度。
三回投げましたが一度も刺さりませんでした。でも一度は枠?に命中!
そしていよいよズールー族とスティックファイティング!!
日本男児としての誇りを持ち、いよいよスティックファイティングでズールー族と勝負!!
と思いましたが、先にお手本を見せてくれました。
お手本を見せてくれるズールー戦士たち、めちゃくちゃかっこいい。お手本とはいえど、本物の武器を使っているので真剣な眼差し。
いざ武器を持ってみると意外と重いんですよね、特に叩くほうの棒が。
棒の先端についている拳の大きさぐらいの石の塊。これが見た目以上に質量があって重量を感じるのです。
そして、ここで悟りました。
なにはともあれ戦闘スタート!!!!いきなりズールー戦士が棒を振りかざしてくる!
振りかざされた!やばい!と思いつつ、次の瞬間!!!
棒の先端が私の頭にクリーンヒット!!
というわけでものの開始5秒でズールー族の前に散りました。
ズールー族が得意とするスティックファイティングで勝負を挑んでみたけど5秒で負けたときの写真。 pic.twitter.com/d0zT1gRYSO
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 15, 2018
ズールー族と戦える喜びのあまり完全に受け身になってしまった私。それが敗因の原因でしょう。しかしこれでスイッチがはいりました。
だんだんとコツをつかみ始め、攻撃するポイントやタイミングをつかみ始めました。
ズールー族へのクリーンヒット!には至らなかったものの、ほぼ対等に攻防しあうことができるようになりました。
スティックファイティングのあとは、ズールー族の伝統的なダンスを観よう!
ここの施設(詳細は後述)では、ズールー族の文化体験をすることができます。ダンスも観賞できてしまうのです!
しかもストーリー?が組まれていて、到着すると、まずズールー族に王様の家まで連行されていきます。この時のツイートはややバズりました。
ズールー族の王様の家に連行されてるなうなのですが、ドキドキがとまらない。 pic.twitter.com/0eMoEPruwC
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 14, 2018
王様の家にはいるとズールー族による歓迎のダンスがはじまります。
女性に囲まれたズールーの王様(真ん中奥)とその前で踊るズールー戦士たち。当時、500以上の異なる部族がいて、言葉も通じない相手と遭遇したときの敵か味方かを見極める方法、それが「ダンス」だった。 pic.twitter.com/dQwQJ02jWE
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) February 11, 2018
下の動画の音楽に合わせて、ズールーたちは踊っていました。
ズールー族の王様の家で歓迎されているのですが、端の方で妙な楽器を鳴らしている人が気になってしょうがない。 pic.twitter.com/UJ5WRVTq5X
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 14, 2018
ズールー族にダンスを披露してもらったあとは、そのままディナーへ。
ズールー族とスティックファイティングできる場所はここだっ!
今回訪れたのは、南アフリカ共和国クワズール―ナタール州のに位置するaha Shakaland Hotel & Zulu Cultural Villageというところ。
最寄りの空港は、ダーバン(キング・シャカ)国際空港。公共の交通機関がないので、基本的には車で向かうことになります。空港から宿までは約1時間30分かかります。
ズールー族の伝統的な家に泊まれます!
このaha Shakaland Hotel & Zulu Cultural Villageという施設は、ズールー族の文化を体験できるだけではなく、ズールー族の伝統的な家に泊まることができてしまうのです!
外見は伝統を感じる造りですが、中はテレビが置いてあったりシャワーが設置されていたりと現代的な造りになっています。
行かれる方はズールー語の挨拶を覚えていくと喜ばれると思います。ぜひ習得していきましょう!(参考:南アフリカへの旅行で使える!ズールー語の基本的な挨拶とフレーズを紹介!)

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