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青年海外協力隊『青少年活動』の活動内容/給料/合格倍率(動画つき)

サッカーをするアフリカ少年

1990年以降、世界の5歳未満児の死亡率は半分以下となり、初等教育学齢期の子供たちの90%以上が小学校に就学しています。

この数値は世界が具体的な目標に向けて努力した結果です。

一方で、多くの青少年が貧困であること、被差別集団の出身であること、女子であること、紛争のある国で暮らしていること、などが原因で、不利な立場におかれ困難と直面しています。

こうした青少年が、自己を肯定し将来の夢を持つことができるよう支援することが青少年活動の理念であり、青年海外協力隊「青少年活動」の役割として期待されています。

なお、青年海外協力隊「青少年活動」になるためには、英語力等の選考(書類、面接)に合格する必要があります。活動中は、”給料”としてではなく”手当”としてJICAより諸規定に基づいた金額が支給されます。

 

青年海外協力隊 職種「青少年活動」とは

「青少年活動」の活動(仕事)内容

「青少年活動」の隊員の活動は音楽、美術から健康管理や職業訓練まで多岐にわたり、多くの活動が青年海外協力隊の別の職種と重なるところがあります。そのため「青少年活動」とは一体何なのかわかりにくいところもありますが、究極的な目的はただ一つ、「りっぱな大人」になれるよう、総合的な「生きる力」を支援することなのです。
実際の活動場所も学校、子ども文化センター、青少年の家、孤児院、少年鑑別所など様々です。
また、活動形態も青少年に対する直接指導だけに限る訳ではありません。家族や地域に対する啓発・支援活動や、青少年を取り巻く環境の調査なども青少年活動隊員の重要な活動のひとつです。

 

青年海外協力隊「青少年活動」隊員には何が必要か?

青少年活動では「看護師」や「自動車整備士」のような専門技術にかかわる国家資格は求められていません。
それよりも、これまでの仕事やボランティア活動の中で、青少年を対象として活動してきた経験が求められます。
また、青少年に対して直接指導する場合は、スポーツや美術・音楽、学習指導、健康管理など様々な経験の「引き出し」を持っておくことが望まれます。
孤児院や少年鑑別所など困難を抱える青少年を支援する施設に配属される隊員は、専門の技術補完研修を受けることができるようになりました。

 

「青少年活動」の要請(仕事)内容の例

【配属先概要】

1)受入省庁名(日本語)
東アフリカ共同体・労働・社会保障省

2)配属先名(日本語)
ニエリ・リマンドホーム

3)任地( ニエリ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属先の規模・事業内容
リマンドホームは、罪を犯した子どもやストリートチルドレンなど補導・保護され係争中の子どもを、処遇が決定するまで一時的に拘置する施設である。子どもたちの滞在期間は、上限3ヶ月または6ヶ月と決まっているが、裁判所の手続きに左右され、2年以上など長期間拘束される子どももいる。その間、子どもたちに生活指導や聞き取りを行い、規則正しい集団生活を通じて掃除・洗濯・料理等の基本的な生活スキルや共同生活の規範を身につけさせる。
配属先はケニア山の麓、中規模都市のニエリにある。10-17歳の子どもたちが、常時30名前後収容されている。現在、2代目JV(2016-2018年)が活動中。


【要請概要】

1)要請理由・背景
リマンドホームの一義的な目的は子どもの拘置であり、教育・更生ではないため、収容者は学齢期の子どもであるものの、教育(学業・運動・情操)を受ける機会がほとんどない。児童局ではこの状況を改善しようと子どもたちの学ぶ機会を見直し、リマンドホームへのインフォーマル教育の導入を目指している。
現在、配属先で子どもたちに提供されるプログラムは、活動中のJVが実施している算数プリント学習、図書の開放時間の読書やイベント時の企画が中心である。教会や地域の学校から派遣される指導員によるお祈りや授業は、予定通りに実施されることは稀である。配属先では、JVが中心となって実施している活動を、職員、子どもたちが協力し合い運営することで、配属先の自立した活動として継続していくことを目指している。JVは実施システム作りに向けて、資料整理を始めているが、子どもたちや同僚への共有には、継続的なJVの支援が必要である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.基礎学力向上のために、算数プリントを活用した学習時間を提供する。
2.集中力・好奇心の醸成のために、蔵書を活用した読書時間を提供する。
3.社会復帰後のモチベーション向上のために、現状のツールを活用し、キャリア教育を実施する。
4.上記活動について、実施方法の見える化やシステム化を進める。子どもたち・同僚にとって負担が少ない手法を検討・提案し、一緒に配属先のプログラムとして定着を目指す。
5その他、子どもたちの心身の健康な成長を促すために、配属先施設や屋外スペースを利用して、趣味や特技を活かした活動を行うことも可能。

3)ボランティアが使用する機材の機種名・型式、設備等
教室(1室)、黒板、図書スペース、算数プリント、事務机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
施設長(女性)、ソーシャルワーカー(男性2名、女性1名)、事務員(女性2名)、調理師(3名)、守衛、運転手 計11名

【活動対象】
10-17歳の子ども 30名前後(男子中心、変動あり)

5)活動使用言語
スワヒリ語

6)生活使用言語
スワヒリ語

JICAホームページ要請・職種情報(青少年活動)から現在募集中の要請の一覧を見ることができます。

 

「青少年活動」の活動(仕事)内容の動画

 

 

 

 

 

青年海外協力隊「青少年活動」職種の合格倍率の推移

  2016秋 2016春 2016秋 2017春 平均
青少年活動 4,22 4,23 4,83 4,97 4,56

人気職種の青少年活動の近年の合格倍率の平均は4.56でした

平均4.56人に一人が合格しているという計算になりますね。

 

「青少年活動」の給料と待遇

青年海外協力隊は、『ボランティア=無償で働くの?』といったイメージから、私もよく友達からその給料や待遇のことについてよく聞かれます。

厳密には、『給料』としてではなく『手当』として、派遣前から任期終了の期間について一定の金額が支給されることになります。

なお、職種には関係なく、派遣される国によって支給される額が異なります。

以下の記事で、『青年海外協力隊の給料と保険 / その他待遇と諸制度』について、詳しく紹介しています。

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