アメリカ版青年海外協力隊に参加する前に知っておきたいこと




 

青年海外協力隊として南アフリカ共和国で活動しているきたむ(@wakajps)です。

 

日本に青年海外協力隊があるように、海外にもアメリカのピースコー(Peace Corps)や韓国のコイカ(KOICA)等、世界を舞台にしたボランティア制度があります。

アメリカのピースコーは、青年海外協力隊と同じく2年の任期です。

同じように発展途上国で活動しているので、青年海外協力隊として活動するうえで、一緒に生活、活動する場合もあります。

HUFFPOSTの記事から「ピースコーに参加する前に知っておきたい10のこと」を見つけました。青年海外協力隊として生活、活動するうえでも、役立つ情報と思うので和訳してみました。

 

アメリカ版青年海外協力隊『ピースコー』に参加する前に知っておきたい10のこと

1.帰国したボランティアと話してみる

活動を終え帰国したピースコーと話すことは、ボランティアの日常的な側面と活動がどのようなものであったかを知るのに最適な方法である。数としてはとても少ないが活動について本を出版したボランティアもいる。

 

2.ボランティアがコミュニティに大きな影響を与える可能性は低い

「世界はそう変わらないということを知っていたらなぁ」というのは、ピースコーに共通する口癖のようなもので、2年間は長くみえるかもししれないが、全体的な開発計画、地域の経済状況、健康問題を一切なくす等大きな影響を与えるには時間が足りない。ピースコーの多くは、コミュニティや任国に与える影響が小さく、かつ目につきにくい状況のまま活動を終える。

とある数学の教師のケース。「私が高校で問題を抱えていた時に、その問題について手助けしてくれた。今まで誰もそのようなことをやってくれていなかったので、とても意味があることだった」とガーナの学校職員は振り返る。そして、ガーナの職員は大学で数学を学ぶことを決心した。このようなストーリーは割とよくあることで、どのようにコミュニティに影響を与えるかということに現実的な予想を立ててやってきたピースコーは、楽しみつつ成功する可能性が高い。

あまりにも期待しすぎでやってきてしまった場合、「何をやっても変えることができない・・・」ということに気付くと、そのことに困憊してしまう。

 

3.活動に必要なものは組織から提供される

バンドエイドの持ち込みについて考えないで。活動中にボランティアの健康や安全に対してすぐに必要なものがあれば、組織がボランティアに対して必要なものを提供する。つまり、もしボランティアがマラリア発症地域にいれば、蚊帳が提供される。任地で飲料水がない場合は、浄化装置が提供される。もしバイクが提供されれば、工具とヘルメットも渡される。日焼け止めや虫よけスプレー、タンポン(一部の国では)のような小さなものも組織から手に入れることができる。

さらに「定住手当」があり、派遣されたときに家具を購入することができるので、それらを梱包することを優先するべきではない。好みのサンドレス、Tシャツ、美味しいアメリカ料理など、なくてはならないお気に入りのものをスーツケースにいれよう。

 

4.同期のピースコーたちがあなたの家族になる

ピースコーであり、ブロガーのLeah氏は言う―「運が良ければ、派遣される前に友人になっていた人は少数いるかもしれない。しかし、大半の人が派遣される前は友人ではなかったこと。」しかし今、ボランティアたちはあなたの家族であり、ボランティアたちは基本的にお互いに支えあい、切磋琢磨することに長けている。

ここでの経験共有は、地元の友達や家族、任国の人々が持ち合わせていない方法でお互いに理解しあうことを意味する。英語を話す人ということだけでも、友情を作るには十分。他のボランティア制度と比較して、ピースコーに加わることの最大の利点は、ピースコー同士のネットワークが形成されることである。

 

5.経験する内容はそれぞれ異なる

国内でみても、個々のボランティアはボランティアとしての独自の経験を持っている。あなたの活動が友人やブログの人と全く同じであるとは思わないで。同じように他のボランティアから得たアドバイスのすべてが必ずしもあなたに当てはまるわけでなはない。様々な理由でみんなピースコーに参加している。

参加者はみんな、異なるバックグラウンドを持っている。これまで見た世界、経験をから得た様々な視点を持っている。Leah氏は、次のように言う。「私が今までに聞いた最高のアドバイスはCOSに関わる人からのものだった。”それはあなたの経験であるので、自分自身の知恵を見つけてほしい。他のボランティアの声を聞いても、そのまま全部を受け止めないで。”と。」

 







ABOUTこの記事をかいた人

87年生まれのアフリカで働くフリースタイルジャパニーズ。伊豆下田で育ち都内私大職員を経て青年海外協力隊として南アフリカ共和国へ。ICT、コミュニティ開発、マイクロファイナンスを軸に活動中。趣味は、サッカー、サーフィン、スノボ、バックパック、ガジェット集め。