きたむ(wakajps)です。
Microsoft South Africaは、ヨハネスブルグとケープタウンにエンタープライズクラスのデータセンターを開設したと発表。
Microsoftの南アフリカ共和国リリアンバーナードのMDが率いるイベントで、同社はデータセンターの開設が第4次産業革命の原動力となると言及。
公言通りの2018年には実現できず

Microsoftは2017年に、Microsoft Azure、Office 365、およびDynamics 365サービス用のデータセンターを南アフリカに開設することを発表。
ただし、これらのデータセンターは、2018年にヨハネスブルグとケープタウンに設置される予定でした。
当時、SEACOMの製品担当グローバルヘッドを務めるRobert Marston氏は、この開発が、インフラストラクチャ、ソフトウェア、およびその他のクラウドサービスのエンタープライズレベルの実装に多大な支援を提供すると発表していました。
しかし、マイクロソフトは2018年末までにこのプロジェクトを完了することができず、実現できていない状況となっていました。
Microsoft関係者のコメント

「南アフリカにある新しいエンタープライズクラスのクラウドデータセンターをサポートするために、これまでにないレベルのインフラストラクチャを構築しています」とMicrosoftはその時点で述べています。
「Microsoftは、顧客のために適切なソリューションを構築することに注力しており、2019年に南アフリカの新しいエンタープライズクラスのクラウドデータセンターの可用性に向けて取り組む。」とのこと。
南アフリカではAmazonとMicrosoftのデータセンターが稼働

南アフリカでは、この記事で触れたMicrosoftのほかにすでにAmazonのデータセンターが開設しており、ケープタウンにその拠点があります。
今回、Microsoftのデータセンターが開設したことにより、AmazonとMicrosoftのデータセンターの二大データセンターが揃ったことに。
また中国の大手スマートフォンメーカーであるHuaweiも、2019年中に南アフリカへのデーターセンターを二つ設置することを発表しています。
日本の企業としては、以前からNECのデータセンターがヨハネスブルグに開設していますが、直近の大きな動きは特にない様子。
以上、きたむ(wakajps)でした。
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