きたむ(wakajps)です。
SONYのフルサイズミラーレス一眼カメラα7III(ILCE-7M3)を使い始めてもうすぐ一年。
α7IIIには高速連射機能が備わっていたことを知っていたものの、連射機能を使う機会がほとんどありませんでした。
が、ポートレート撮影をする機会が増え、必然的に連射撮影をする機会が増えてきました。
関連記事 【レンズ別】α7IIIで撮影したポートレート写真をレビュー|作例サンプル
一方で、連射撮影をするとα7IIIの動作が重く、場合によってはフリーズする事態が発生。
本記事では、SDカードが原因でα7IIIの動作が重くなる、あるいはフリーズ(固まる)する現象の理由とその解決方法をまとめています。
【症状】α7IIIで高速連射撮影するとフリーズする

被写体が動かない風景写真と比較して、ポートレート(人物)撮影では、高速連射機能を使って撮影する場面が多いです。
特に、動きのある写真を撮影したいとき。
わかりやすくいえば、「振り向いた瞬間の髪がなびく瞬間」「ジャンプをしたときの躍動感」を撮りたいときに、シャッタースピードを上げつつ、高速連射モードに切り替えて撮影します。
が、高速連射モードで撮影し一定の枚数を撮り終えると、α7IIIが操作不能な状態に。。α7IIIの不具合か..?とも一瞬頭をよぎりました。
フリーズに至らずとも、プレビューが開かないこともしばしば。
いろいろと調べていくうちに、結果として、その原因はα7III本体ではなく、α7IIIに挿入しているmicroSDカードにあることがわかりました。
α7IIIがフリーズする理由は、microSDカードにアリ

「microSDカードの書き込み速度が遅いため、撮影した写真の保存に時間がかかっている」という理由。
もう少し言えば、「性能の低いmicroSDカードを使っていたことが原因」でした。
ミラーレスカメラα6000からα7IIIに乗り換えたものの、microSDカードは新調せずそのままに使用していたことが原因ですね。
基本的には、保存ファイル形式を「RAW+JPG」に設定しているため、一枚撮影するだけでも少なくとも50MB相当のデータをSDカードに書き込む必要が生じます。
これを連射で撮影するとなると、それなりの書き込み速度に対応したSDカードを使う必要がでてくるわけです。
α7IIIでフリーズを避けるための解決方法

性能の良いmicroSDカードに入れ替えればOK、という簡単な解決方法。
Amazonなどで1,000円以下で購入できてしまうような安すぎるSDカードは避けて、書き込み速度の性能が高いSDカードを購入する必要があります。
やす~いSDカードを見つけて、「これでいいや!」と購入してしまうひとはお気をつけて。
安いという大きなメリットはありますが、SDカードの性能が低いことによってα7IIIが持つ性能を生かしきれなくては大きな損失なので。
どのmicroSDカードを購入すれば良いか?
少なくとも「UHS スピードクラス3 V30」に対応していれば、α7IIIでフリーズすることはありません(実体験)
もちろんSDカードの性能が高いに越したことはないですが、当然ながら性能が良ければよいほど値段が高いです。
価格と性能を考慮したときに、「UHS スピードクラス3 V30」が最低限必要な性能ということです。
自分は下のSDカード購入して、フリーズ地獄から見事に脱出することができました。
めでたし!
α7IIIで使えるおすすめの周辺機器・アクセサリー

α7IIIで使用できる周辺機器・アクセサリーは、下の記事で詳しく紹介しています。
SONY純正品だけではなく、社外品の安く使える機器も。
最近は中国メーカーなどが、SONYカメラでも使える周辺機器を発売しています。

以上、きたむ(wakajps)でした。
関連記事 【レビュー】α7IIIは初心者向き?購入する前に知っておくべき4つのこと
人気記事 【収益報告有】初心者カメラマンが写真で稼ぐ方法を解説【ネット販売】