地域おこし協力隊

同じ”協力隊”だけど異なる「地域おこし協力隊」と「青年海外協力隊」の違いとは

地域おこし協力隊と青年海外協力隊

地域おこし協力隊」の存在を知ったのは、青年海外協力隊に興味を持ち始めていたころ。

2009年に総務省によって制度化され、2015年度には全国673の自治体で2,625人の隊員が活躍している。

その地域おこし協力隊の具体的な活動内容を知ったのはつい最近のことです。

「地域おこし協力隊」と「青年海外協力隊」。

どちらも『国』が絡む制度ではありますが、なにが異なるのか調べてみました。

地域おこし協力隊とは?

そもそも地域おこし協力隊とは、日本が”国”として進めている”地方創生”における取り組みの一つである。

”地域を変える力になろう”

「都会を離れて地方で生活したい」「地域社会に貢献したい」「人とのつながりを大切にして生きたい」「自然と共存したい」「自分の手で作物を育ててみたい」…。今、都市に住む人たちがさまざまな理由で豊かな事前環境や歴史、文化などに恵まれた「地方」に注目しています。

「地域おこし協力隊」とは人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定住・着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度です。

引用元:地域おこし協力隊

 

文科省はグローバルな教育に力を入れ始めていますが、総務省はローカルに目を向けていますね。

”グローカル”という言葉が流行り始めたのはその影響が強いと思います。

 

地域おこし協力隊になるには?

(1)地方自治体による協力隊の募集情報を確認してください。活動内容や条件、待遇等は各自治体によって異なります。
(2)募集している地方自治体へお申込みください。
(3)地方自治体による選考(書類選考、面接等)の結果、採用が決定します。
(4)地方自治体から、委嘱状等の交付により「地域おこし協力隊」としての委嘱を受けます。
(5)現住所から採用先の自治体に住民票を移動し、地域おこし協力隊として活動を開始します。

引用元:地域おこし協力隊

国として統一された求人情報というよりも各自治体ベースで求人していることがわかります。

”住民票”を移すというのは、”腰を据えて活動する”という意味で、一つの大きなポイントですね。

採用や選考の形態は青年海外協力隊とは違えど、青年海外協力隊と同じように活動内容は委嘱されるところによって異なります。

例として、静岡県下田市の協力隊の応募条件は以下のとおりです。

①平成28年4月1日現在において20歳以上であり、心身ともに健康で、誠実に業務を行うことができる方。(性別は問いません。)
②応募時点で3大都市圏をはじめとする都市地域等に居住し、活動期間中下田市内に居住し、住民票を異動できる方。
③地域協力活動に意欲があり、地域の活動に積極的に参加できる方。
④普通自動車免許を有していること。
⑤パソコン(ワード・エクセル等)一般的な操作ができる方。
⑥地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条に該当しないこと。

引用:【静岡県下田市】地域おこし協力隊募集 

 

青年海外協力隊と地域おこし協力隊の異なる点

大きな違いは以下の二点。

・日本国内か海外か

・支給されるお金の考え方

二点目の地域おこし協力隊と青年海外協力隊では、もらえる”お金”の考え方が異なるということ。

これは大きく異なっている点だと思っています。

 

具体的には、以下の通りです。

・地域おこし協力隊は”報償費”として、毎月一定の額が自治体から支払われる。

・青年海外協力隊は”手当”として、毎月一定の額がJICA(国)から支払われる。

どちらともいわゆる”給料”としていないことは共通していますが、”報償費”また”手当”で扱いが異なっています。

報償費とは

1 地方公共団体などの会計処理で使用される勘定科目の一つ。報償金・謝礼金・褒賞金・報奨金・賞賜金・買上金・賞金、および記念品等の物品購入代金の支払いなどを計上するために使用される。
2 内閣官房報償費(官房機密費)・外務省報償費(外交機密費)・捜査報償費などのこと。

引用:コトバンク

 

まとめ

地域おこし協力隊と青年海外協力隊とでは、名前は少し似ていますが、活動拠点とする場所、協力隊を管轄する機関は異なり、支給されるお金も出所が”報酬費”か”手当”で異なることがわかりました。

一方で、地域おこし協力隊と青年海外協力隊のどちらの協力隊も地域に密着し、その土地の活性化や課題解決に向けて活動するという大きな信念は同じであると思います。

もっと言えば、どちらの協力隊も、自分自身の貴重な人生の一部を汗水垂らしてその地域に捧げているという事実は変わらないと思います。

近い将来、「地域おこし協力隊」と「青年海外協力隊」の熱いコラボレーションもありえるのでは、と個人的には期待しています!

以下の記事で、『青年海外協力隊の給料と保険 / その他待遇と諸制度』について、詳しく紹介しています。

青年海外協力隊の給料と待遇
【網羅します】青年海外協力隊の給料と保険/待遇と旅行制度【まとめ】JICA(国際協力機構)がおこなう青年海外協力隊=海外ボランティア事業。『ボランティア=無償で働くの?』といったイメージから、私もよく友達からその給料や待遇のことについてよく聞かれます。派遣期間中と派遣前訓中は、『給料』としてではなく『手当』として、一定の金額が支給されることになります。...
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