【南アフリカ】危険?タウンシップ・スラム街ツアーに参加してみた!

タウンシップ現地ツアーの様子

南アフリカ在住のきたむ(wakajps)です。

南アフリカと聞いて、どんなことをイメージしますか?

Googleで検索すると、ヨハネスブルグの治安の悪さを取り上げる記事が多く出てくるので、いわゆるスラム街のようなダークな雰囲気をイメージする方は多いのでは。

こちらの記事(現在の南アフリカ・ヨハネスブルグの治安・危険度を徹底的に考察)で、ヨハネスブルグの治安についてまとめました。実際には世界殺人率ランキングTOP50では、ヨハネスブルグはランキング外。

イメージするとおり、南アフリカにタウンシップ(スラム街)といわれるような地区があるのは事実です。

私も南アフリカに来る前は、「南アフリカはスラム街のようなところばかりなのか!?」とやや不安でした。

タウンシップは現在、アパルトヘイト時代の名残で、ヨハネスブルグやケープタウン、ダーバンなど大都市の近くに点在しています。

以前から『南アフリカ共和国のリアルを見てみたい…!』という気持ちがあったので、今回、ケープタウン近郊のタウンシップツアーに参加しました。

本記事では、南アフリカのタウンシップで見たその様子を紹介していきます。

メジャーな観光地に物足りなくなってしまった方、一味違う旅行にしたい方は、ぜひ参加されてみては….!

南アフリカ・ケープタウン市内から車で10分。『Langa(ランガ)』と呼ばれるタウンシップ

ケープタウン市内の賑やかな中心地から車で10分のところにあるランガという地区。

車で向かうとケープタウンの華やかな景色とは一変した雰囲気を目にすることができます。

地図で見るとこのあたり。

 

Langaは、1923年に土地を追い出された黒人たちが強制的に移住させられた場所。Langaという言葉はコサ語で、「太陽」という意味を持ちます。

ランガは、当初舗装されていない状態でスタート。1927年に電力施設などが整い、正式に一つの町として成り立っていったのだそう。

メイズでできた自家製ビールを振舞ってもらった

住民の家にお邪魔したときにタウンシップ自家製のビールをごちそうに。このビールは、メイズとミネラルウォーターを混ぜて発酵させてたものらしいですが、見た目がちょっとアレ。

家主が家の隅にあったバケツから、4リットルもあろうスチール缶の中にビールを注いでくれました。

見た目はビールとはいえないほどで、その色は薄い灰色。

ビールはなんでも大好き、食べ物の好き嫌いがない私にとっても、この味のビールは相当きつかった…!

味はフルーティー、香ばしさが混ざったようななんともいえない系のやつです。

自家製ビールの経緯

アフリカ文化に欠かせないソルガムビール(utshwala)の醸造はかつて禁止されていた。伝統的な習慣だったため、住民たちは、ビールを飲むことを禁じられていることに対抗した。ビール醸造の禁止にもかかわらず、不法な醸造が急激に増加し、多くの警察の襲撃の後、1930年に全面禁止が解除された。市のビールホールは1945年に建設された。

参照:Langa Township

きたむ
きたむ
みんなビール飲みたがりですね

タウンシップの住居。それぞれの家は番号で管理されている。10年待てばビバリーヒルズに引っ越しできる。

タウンシップの地区にはいって見て取れたのは、それぞれの家の扉に書かれた連なる番号。話を聞くと、住所ではなく番号で政府に管理されているので、ということでした。

番号が消えてしまうと管理の管轄から外れてしまうのか、消えないようにいくつも番号が書いてあるのが印象的でした。

同じタウンシップの中でも家の環境レベルは異なります。

ビバリーヒルズと呼ばれている比較的条件の良い住居が並ぶエリアもありました。

この住居に引っ越すためには、10年近く待たなくてはいけないそうです。

ヤギの頭を加工するビジネスで生計をたてる住民

とおりを歩いているといくつか露店を見かけることができました。

タックショップ(Tuck shop)と呼ばれる駄菓子を売っている小さな商店もあれば、肉を焼いて売っている人も(写真撮影禁止だった)。

おじゃましたのは、ヤギの頭を食べやすいように加工をしている家庭。

その敷地にはいるとヤギの頭が並んでいてなんとも不思議な光景でした。

ちなみ、ヤギの頭では、額の部分が特においしいらしいです(勧められたけど私は食べなかったです…)。

政府から配布されたコンドームであそぶ子供たち

タウンシップを歩いていると、ピンク色の四角いものを持っている子供たちに出会いました。

うっすらと、円が浮き出ていたのですぐにわかりました、それがコンドームだということに。

このコンドームには見覚えがあって、自分が活動するNGOで配布されたものと同じものでした。

ちなみに、自分はこのコンドームを30個ぐらい所有しています(南アフリカ人の同僚から持っていけ!と強く言われた)。

まだ幼い子供たちの手にコンドームが手に渡っていることに少し驚きつつ、きちんと性教育がおこなわれていればいいけれど…と、そんなことを思いながら通り過ぎました。

ヨーヨーのように加工して遊んでいる子供たちの姿も。

自分も中学生ぐらいのとき、コンドームで水風船を作ったなぁと、少し懐かしい気持ちに(照)。

タウンシップツアーの申し込みの仕方・行き方

今回、私が参加したツアーは、解説ガイドつきでケープタウン市内から参加が可能なものでした。

あらかじめ、現地ツアーが紹介されているビアター(Viator)というWebサイトから予約するのがおすすめです!

金額を確認(レートにより変動)の上、空いている日程で申し込みすれば予約完了。

クレジットカードで事前決済ができます。ケープタウン市内の宿・ホテルの前までの送迎がついているのも嬉しいですね。

ツアーの詳細・予約画面

ケープタウンといえば、喜望峰やテーブルマウンテン、ウォーターフロント、ボルダーズビーチなど有名な観光地がたくさんあります。

メジャーな観光地に物足りなくなってしまった方、一味違う旅行にしたい方はぜひ参加されてみては….!

ABOUT ME
きたむ
アフリカではたらくフリースタイルジャパニーズ |三度の飯と写真|87年生の伊豆下田育ち→大学職員人事→ 南ア現地NGOでICT・マイクロファイナンスを軸に活動中|キリマンジャロ登頂|スマホ歴12年|旅行14カ国|仕事7カ国|<プロフィール詳細>

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