キリマンジャロに無事に登頂した、きたむ(wakajps)です。
キリマンジャロ登頂を達成してからしばらく経ちましたが、今でもこのブログに多くのアクセスをいただいています。
これからキリマンジャロ登山の参考になれば!と思い、本記事ではハイライトでキリマンジャロ登山中の様子を写真付きで紹介していきます。
キリマンジャロ登山に向けた事前の準備は?

「確実に無事に登頂できるように」を念頭に、私が実際におこなったキリマンジャロ登山に向けた準備。
これからキリマンジャロ登山に挑戦される方向けに、必要な情報を書き出してみました。
- アフリカ大陸最高峰、キリマンジャロとは?標高は?
- キリマンジャロはどこの国に位置する?アクセス方法・場所は?地図はこれコレ!
- 登山ルートはマチャメコースを選択
- 登山中の言語は何語を使う?
- キリマンジャロ登山の難易度、登頂率
- キリマンジャロ登山の死亡率は?
- キリマンジャロ登山は、現地ツアー会社への申し込みが必須!
- キリマンジャロ登山の持ち物・装備品
- 登山に役立つヒント
- キリマンジャロ登山のリスク(死亡事故・死因など)
- キリマンジャロ登山中の高山病のリスク
- 高山病、マラリアの予防薬、黄熱病の予防接種
- キリマンジャロ登山に向けたトレーニング
ボリューミーですが、上の要点を以下の記事に集約させました。
登山前に必要な情報は揃っていると思います(揃っていなかったらこっそり教えてください)。

登山ルートは「マチャメルート」を選択!

初心者向けといわれつつも、行きと帰りで異なる景色を楽しめるマチャメルートを選択しました。カメラ好きにはおすすめのルートです。
登山ルートは全部6つあり、それぞれ難易度や所要日数が異なります。他のルートの情報は以下の記事で紹介しています。
【0/6日目】キリマンジャロ登山~ツアー会社・費用・チップの支払い~

この日は、いわゆる前泊日でキリマンジャロの麓の町「モシ」に宿泊。
必要なブリーフィングを受けつつ、現地ツアー代金、個人情報の台帳記入などの手続きを済ませました。
- キリマンジャロのすぐ下の町「モシ」での滞在先
- キリマンジャロ登山に向けたブリーフィング
- キリマンジャロ登山行程・スケジュールの確認
- キリマンジャロ登山中の食事の確認
- 現地ツアー費用の支払い
- タンザニア現地ツアー会社の台帳に記入
- 登山メンバー顔合わせ
以下の記事で詳しく書いています。

【1/6日目】キリマンジャロ登山の初日!荷物のレンタルを済ませていざ出発!

この日からいよいよキリマンジャロ登山スタート。
初日のスケジュールは、午前中は登山に向けた準備(装備・食べ物など)、午後から登山開始。
【1/6日目 キリマンジャロ】
Moshi→Machameゲート(1,800m)→Machameキャンプ(2,980m)。現地ガイドの指示のもと登山用品のレンタル、食材の買い出し(生肉も仕入れる)をして登り始めた。4mにも達する巨大なシダ植物が樹立する森林を抜けてキャンプサイトへ。11kmを5時間かけてゆっくりと登った。 pic.twitter.com/B0X5lmdZTd— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 23, 2018
- 宿までの送迎・ガイドのチーフと顔合わせ
- 出発前の準備(モシ市内)
- 出発(マチャメ)ゲートへ!
- いよいよ!キリマンジャロ登山開始!
上の要点は以下の記事で詳しく書いています。

【2/6日目】キリマンジャロ登山-険しい道を登り夜は満点の星空を眺める-

2日目は、Machameキャンプ (2,980m) → Shira2キャンプ (3,840m)まで約6時間かけた移動。
夕食をとってテントに戻ろうとしたときに夜空を見上げてみると、一面に広がる星空がそこに。とても綺麗でした。
【2/6日目 キリマンジャロ】
Machameキャンプ (2980m) → Shira2キャンプ (3840m)
朝起きるとポーター達たちキャンプサイトからやや離れた湧水から汲んでいた。なだらかな1日目と違い、アスレチッキーな場もあったりと行程にバラエティがあった。夕暮れ時に、みんなで歌って踊ってお互いに鼓舞しあった pic.twitter.com/P9hrSXMzQH— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 24, 2018
- 起床~出発前
- 2日目、いざ出発!
- キャンプサイトに到着
くわしくは以下の記事からどうぞ。

【3/6日目】キリマンジャロ登山-水分補給の大切さ、標高4,000mでハプニング発生-

Shira2キャンプサイト (3,840m) →Lava Tower (4,630m) →Barancoキャンプサイト (3,950 m)と約6時間かけて移動。
この日は、午前中で約1km近く標高が上がるため、高山病や体力の不安から、メンバーはやや緊張気味に出発。
【3/6日目 キリマンジャロ】
Shira2 (3840m) →Lava Tower (4630m) →Barancoキャンプ (3950 m)
ガレ場を抜けて小高いLava Towerへ一度上がって身体に高度を覚え込ませる。雲が近くに感じられてそれはそれで少し幻想的。目指す山頂も段々と雲間から姿を見せ始めた。息が上がるのが早くなってきている。 pic.twitter.com/ul7fShy8Qq— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 25, 2018
- 起床~出発
- キリマンジャロ登山3日目。いざ出発!
- Lava Towerに到着、そしてハプニング発生
- 午後は下り道だけと思いきや…!
上の要点は以下の記事で詳しく書いています。

【4/6日目】キリマンジャロ登山-標高による高山病を発症した登頂アタック前夜-

Baranco キャンプ(3,950m) → Barafuキャンプ (4,550m)に移動。
自分たちの団体のメンバーも徐々に体調を崩し始めました。ツアー参加者4人のうち、2人が嘔吐、下痢の症状と風邪っぽさの症状。
【4/6日目 キリマンジャロ】
Baranco キャンプ(3950m) → Barafuキャンプ (4550m)
空気が薄く、地面がゴツゴツしていて月面を歩いているような気持ちだった。ところどころある険しい道は、体力だけでなく神経もすり減らすようだった。高所にやられはじめたのか、う〇こトークで盛り上がり始める。 pic.twitter.com/Bk4NY8HcK9— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 25, 2018
他の登山者で体調不良をうったえ始める人が増えポーターの一人も高山病になってしまった。いつのまにか連れのメンバー(4人中、2人)も、嘔吐・下痢の体調不良に。自分も高山病になってしまうのではないかと思い少しビビる。ついに明日は山頂へ。3時間の短い仮眠をとって、夜中12時から登頂アタック。 pic.twitter.com/2nwICikh5W
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 25, 2018
- 起床~出発前
- キリマンジャロ登山4日目!いざ出発!
- 標高からやってくる体調不良とたたかう
- 翌日の登頂アタックにむけて
くわしくは以下の記事からどうぞ。

【5/6日目】キリマンジャロ登山-体力の限界!泣き出す連れとアフリカ最高点登頂-

この日はいよいよサミットへ。
Barafuキャンプ (4,550m)→Stellaポイント(5,765m)→Uhuruピーク (5,895m)の道のり。
そして、そのままUhuruピーク (5895m)⇒Mwekaキャンプ(3100m)へと一気に下る行程。
【5/6日目 キリマンジャロ】
Barafuキャンプ (4550m)→Stellaポイント (5765m)→Uhuruピーク (5895m)
深夜12時に登頂アタック開始。富士山を彷彿とさせるヘッドライトの行列。恐らく5000mあたりからか朦朧としはじめ、たぶん半分寝ていた。周りを見ると泣き出している連れにポーターが優しくしていた。 pic.twitter.com/5n2RDGJeNU— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 26, 2018
6時間ほど登りステラポイントに到着。気温はマイナス15℃、これまで体験したことないほどめちゃくちゃ寒い。鼻水が止まらない。ここまで来れば登頂まではなだらかな一本道、簡単、かんた…ん?緩やかな傾斜の齎す錯覚で、どこが最高点なのか判らない。ゴールの見えない別の戦いに突入した。 pic.twitter.com/awRN4nrPdj
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 26, 2018
どうにか最高点Uhuruピークに到着。バッグから日本国旗を取り出そうも手がかじかんでなかなかバッグのチャックを空けられない。登頂記念撮影をこなして少し休憩。気づいたら寝ていた。たぶん、3分くらい。あ!これ死ぬやつだ!と思って慌てて起きた。 pic.twitter.com/ppIcokE1uI
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 26, 2018
朦朧としすぎて撮ったときの記憶はないけれど、アフリカ大陸最高点から見る日の出は、写真を見返すと綺麗だったことがわかる。とりあえず、猛烈な眠気と垂れ流れる鼻水が辛くて、このときは一刻も早く下りたい、と考えていた。 pic.twitter.com/dOIdAn2yq7
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 26, 2018
Uhuruピーク (5895m)⇒Mwekaキャンプ(3100m).
高低差約1,500mのガレ場を一気に下り、テントでお昼寝。もう何時間寝たかわからないほど寝たつもりだったけど、実際に寝ていたのは1時間だけだった。その後、さらに2時間ほど下る。途中、無数の担架を発見。あらためて無事に登頂できた喜びをかみしめた。 pic.twitter.com/g9oZAfheym— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 26, 2018
- 起床~出発
- キリマンジャロ登山5日目、登頂アタック開始!
- 泣き出す連れ
- ステラポイントまであと少し
- ステラポイントに到着!
- いざ、キリマンジャロの頂へ。
- アフリカ大陸最高地点ウフルピークに到着
- Mwekaキャンプまで一気に下る
上の要点は以下の記事で詳しく書いています。

【6/6日目】キリマンジャロ登山-下山後はキリマンジャロビールで登山を〆る-

最終日は、Mwekaキャンプ(3,100m) から Mwekaゲート(1,980m)まで一気に移動。
【6/6日目 キリマンジャロ】
Mwekaキャンプ(3100m) – Mwekaゲート(1980m)
最終日。ラスト・ミールをしんみりと頬張り、慌ただしくパッキングし、この日も8:20に出発。10kmを2時間かけて降りた。登頂証明書の出来上がりを待ちつつ仲間とキリマンジャロ・ビアで乾杯。この瞬間がたまらなく最高。 pic.twitter.com/wUHamVeq0H— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 26, 2018
キリマンジャロから下りてきて目に入った日本語は「城ケ崎デイサービスセンター」。地元過ぎて妙にホッとしたことを覚えてる。
—おしまい— pic.twitter.com/RbTO2xo1Or
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 26, 2018
- 起床~出発
- キリマンジャロ登山6日目、出発
- そして、遂に、キリマンジャロ下山。
- なぜ山に登るのか?
くわしくは以下の記事からどうぞ。

【写真】タンザニア・キリマンジャロ登山中に遭遇した7種類の高山植物

キリマンジャロ登山中に遭遇した高山植物。
キリマンジャロ登山中、標高3,000~5,000m付近で出会った植物たち。 pic.twitter.com/zKyxdEVvs7
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) February 11, 2018
名前はわかりませんが、見つけたその都度写真を撮りました。撮影した写真は、以下の記事で紹介しています。

さいごに

以上、キリマンジャロ登山の準備~登山中の様子をまとめてみました。
これから挑戦する誰かのためになれば…!と思いつつ、役に立つ内容を書けているかわかりません。
こういうことを聞いてみたい!というようなことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
久しぶりのnote更新。年末年始からどたばたしていてわーっと時間が経ってしまったので、そのときのことをちょっと振り返ってみました。
なぜ辛い思いをしてまで、キリマンジャロに登ろうと思ったのか。|きたむ@南アフリカ|note(ノート) https://t.co/nZhJm1m446
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) February 13, 2018
[…] さらに、キリマンジャロに登るというアクティブさ!とにかくめっちゃアクティブだなって思ってます! […]