キリマンジャロ登山登頂を果たした、きたむ(wakajps)です。
キリマンジャロ登山で気になることの一つが「ポーターやガイドにいくらのチップ代を渡せばよいか」という疑問。
私自身も登山前は予算を立てる前に、チップ代のことは気になることの一つでした。
実際に私が支払ったチップ代と、チップ代を払うときに考えたことを記事でまとめてみます。
キリマンジャロ登山で現地ツアー会社に支払った費用とチップの内訳

以下の表は、私が現地ツアー会社キリクライマーズ(【キリマンジャロ登山】現地ツアー会社の予約はキリクライマーズでOK!)に支払った金額、その内訳です。
ツアー代金 | US$470 |
---|---|
キリマンジャロ入山料 | US$830 |
チップ代 | US$200 |
合計 | US$1,500 |
チップ代として、ツアー参加一人から200ドルずつ渡しました。
ツアー参加者4人それぞれから200ドルずつ渡したので、現地ツアー会社には合計800ドル渡った計算です。
現地ツアー代金の内訳の詳細、決済方法など、以下の記事で詳しくまとめています。

キリマンジャロ登山のチップ代金は交渉可能?

結果からいうと、逆に交渉されました。
チップで揉めたくない…と考えていたので、登山前にチップ代金の相場を確認しましたが、そのときに聞いた金額は$100~150(登山者一人あたり)。
それで特に問題ないと考えていたので、そのまま登山を決行。
が、登山中にポーターからチップの交渉があり、「$150では足りない…少なくとも$200欲しい…」、と。
登山前のチップの確認はいったい!?と思いつつ、しばらくは$150で粘ろうと考えましたが、ポーターやガイド、コックたちの丁寧で真摯な対応を思い出しました。
キリマンジャロといえば登山そのものもステキですが、現地タンザニア人(荷物運び)のがんばりがものすごいので、個人的には彼らたちにも注目していただきたいと思っています。進んでチップ払いたくなるレベル。 pic.twitter.com/maOjtH0rRF
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) July 26, 2018
そして、仲間内で話し合い、結果として、言い値の$200でいいのではないかという結論に。
キリマンジャロ登山のチップ交渉で思ったこと

登山中にポーターから聞いた話によると、ポーターたちの日給は2,000円前後とのこと。
命をかけながら仕事をして、日給2,000円。
タンザニアの物価を考えても、高いわけではありません。安いです。
キリマンジャロ登山中は、ツアー参加者4人に対してガイド・ポーター・コックが計16人ついた。参加者が背負う荷物5kgほど。ポーターは食材やテント、ガスなど50kg前後の荷物を軽々と運ぶ。ポーターたちの日当は5〜20ドル(チップ別)。道中、彼らの将来の夢、好きな女性のタイプなど色々な話を聞いた。 pic.twitter.com/FQJqZ0Swpx
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 23, 2018
このお賃金事情に対して同情したわけではありませんが、むしろ登山中の彼らの真摯な対応に感動しました。こんなにも優しく親切なのかと。
特に登山中は疲れ切っていたせいか、彼らのやさしさがとても身に染みたのかもしれませんが。
チップは気持ちです。
でも彼らの生活もかかっているかもしれません。
欧米人は気前よくチップを払っていきます。
そのときに、日本人の私たちはどれくらいチップを払えばいいのか…を考えさせられました。
チップの金額に正解はありません。
ただ、それを含めて「気持ち」として渡せばいいのではないでしょうか。
色々なことを考えさせられたキリマンジャロ登山。いい思い出です。
キリマンジャロに登っているときに、標高5,500mを超えたあたりからメンバーの一人の手が凍り始めてしまった。
それに気がついたタンザニア人のポーターさんが、素手で彼女の手を握り擦り上げ温める姿がとても印象的だった。 pic.twitter.com/jWbUsqZrFQ
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) January 7, 2018
キリマンジャロ登山に関わる事前準備のまとめ
キリマンジャロ登山に関わる必要な準備をわかりやすく以下の記事に網羅しました。

キリマンジャロ登山の道中はどんな様子?
キリマンジャロ登山の様子を日にちごとにブログ形式でまとめています。以下の記事(0日目)から読めます。
