【2019】現在の南アフリカ・ヨハネスブルグの治安・危険度を徹底考察

ヨハネスブルグ ヒルブロウ地区の街並み

南アフリカ在住のきたむ(wakajps)です。

世界最恐都市と揶揄されている南アフリカ共和国の最大の都市、ヨハネスブルグ。

英語表記は「Johannesburg」、愛称は「Jozi」や「Joburg」など。これだけ聞くとちょっとかわいい感じがします。

 

世界最恐都市と揶揄される所以は、その治安の悪さ、危険度の高さから。

ネットで調べてみると、

「ヨハネスブルグの凶悪伝説」

「世界一治安が悪い」

など、これでもか!っといった具合にヨハネスブルグの治安の悪さを物語る記事が検索に引っかかってきます。

南アフリカで生活している私にとって、危険な情報を知っていくことは、恐怖でしかありませんでした。

それでも、調べようと思った理由は以下の二つ。

  1. 「治安が悪い」、そのイメージが先行してしまっていたが、なにがどう治安が悪いのかを実はちゃんと理解していなかった。
  2. ネットで検索に引っかかってくる情報の多くは2010年以前のもので、当時の状況と現在は状況が変わっているのではないか。

というわけで、いま入手できる統計・データにもとづいて、最新のヨハネスブルグの治安、危険度を調べてみました。

南アフリカに関する情報は、日々Twitterのアカウントで発信しています。

「ヨハネスブルグ 治安」ってネットで調べてみると…?

「ヨハネスブルグのガイドライン」のコピペ

南アフリカ・ヨハネスブルグの街並み

南アフリカに来る前に治安について調べたところ、下のヨハネスブルグのガイドラインが検索結果に表示されました。

「本当に?」と思うようなことが多く、震えたことを今でも思い出します。

死にたい人にお薦めの危険な街ヨハネスブルグ

・軍人上がりの8人なら大丈夫だろうと思っていたら同じような体格の20人に襲われた
・ユースから徒歩1分の路上で白人が頭から血を流して倒れていた
・足元がぐにゃりとしたのでござをめくってみると死体が転がっていた
・腕時計をした旅行者が襲撃され、目が覚めたら手首が切り落とされていた
・車で旅行者に突っ込んで倒れた、というか轢いた後から荷物とかを強奪する
・宿が強盗に襲撃され、女も「男も」全員レイプされた
・タクシーからショッピングセンターまでの10mの間に強盗に襲われた。
・バスに乗れば安全だろうと思ったら、バスの乗客が全員強盗だった
・女性の1/3がレイプ経験者。しかも処女交配がHIVを治すという都市伝説から「赤子ほど危ない」
・「そんな危険なわけがない」といって出て行った旅行者が5分後血まみれで戻ってきた
・「何も持たなければ襲われるわけがない」と手ぶらで出て行った旅行者が靴と服を盗まれ下着で戻ってきた
・最近流行っている犯罪は「石強盗」 石を手に持って旅行者に殴りかかるから
・中心駅から半径200mは強盗にあう確率が150%。一度襲われてまた襲われる確率が50%の意味。200%に満たないのは最初の時点で死ぬ率が50%のため
・ヨハネスブルグにおける殺人事件による死亡者は1日平均120人、うち約20人が外国人旅行者。

遡って調べたところ、一番古く使われていたのは2004年でした。今から約15年前です。

『ヨハネスブルグのガイドライン』の信憑性は?在南アフリカ日本大使館の回答。

ヨハネスブルグって観光・旅行できるの?

上のガイドラインに対して、在南アフリカ日本大使館特命全権大使が回答している記事がありました。

――日本では南アフリカへの無知ゆえに、ご覧になったようなうわさが出回っています。『軍人上がりの8人なら大丈夫だろうと思っていたら同じような体格の20人に襲われた』というのは本当ですか?
小澤「注意しながら行動することが必要。治安の統計の数値を見ると、非常に悪い。数値に誤りはないが、その多くは黒人による旧黒人居住区での犯罪だ。殺人件数は日本の30倍ほどあり、非常に数字は悪い。黒人居住区で酒を飲み、トラブルにつながっている例が多い。
そうでないところはそれほど危険というわけではないが、気をつける必要はある。車で移動するときに窓ガラスを割られて助手席のものが盗まれるといった車上荒らしに気をつけて運転する必要がある。
悲しい例だが、バーグラバーといい、窓に鉄格子をはめている家も多い。不法侵入が多いためだ。この国は不平等が大きく、それを表す指数であるジニ係数が0.68と世界最低のものとなる。しかし、日本からの観光客はほとんど犯罪にあっていない。日本からのパックツアー客は1年に3万人程度くるが、過去4年間の犯罪件数は0だ。

――どのレベルの犯罪でしょうか? 盗難や殺人など
小澤「空港などの荷物紛失は除くが、盗難殺人など街中でおこりうる犯罪はゼロだ。危険なのはバックパッカーや駐在員で、我々大使館の人間も危険な目にあったことはある」

――バックパッカーはどんな被害にあうのでしょうか?
小澤「色々あるが、長距離バスにのって置き引きにあうなどだ。外国人に対して滅多に危害を加えることはないが、抵抗すると危険なので、銃やナイフを突きつけられた場合は潔く渡す覚悟は必要だ。日本から来られるかたは不幸にして“カツアゲ”にあった場合、潔く渡してほしい」

――日本人で身体被害にあった例はあるのでしょうか?
小澤「過去数年まったくない。盗難は現金、携帯電話、カメラといった単純なものが多い。見せびらかしたりせず、常識をもって行動することが必要だ」

――バックパッカーはどうしたらいいのでしょうか?
小澤「ふつうの気をつけかたが大事だ。何か異変を感じたら近寄らない、という海外の常識をもってほしい」

――ヨハネスブルグのガイドラインは本当なのか? たとえば『バスに乗れば安全だろうと思ったら、バスの乗客が全員強盗だった』というのはどうか
小澤「これはちょっといかがなものかとおもう。バスで全員が盗まれることはある。乗客の一人が強盗で、全員盗まれたという例があった」

――では『中心駅から半径200mは強盗にあう確率が150%。一度襲われてまた教われる確率が50%の意味』というのはどうか
小澤「これは実例がある。駅とバスターミナルは時間によって非常に危険だ。日中はこんなことはないが、我々も夜は絶対に近寄らない」

――『ヨハネスブルグにおける殺人事件による死亡者は1日平均120人、うち約20人が外国人旅行者。』というものについては?
小澤「これは嘘だ。1日の殺人事件の死亡者は50名程度だ

引用:ガジェット通信

大使の回答を見る限り、ガイドラインで書かれている内容のほとんどは実例がないもの、ということ。

そして、この記事が書かれたのは今から9年前の2010年。

この記事を書いているのは2019年です。さすがに状況はかわってきているのではと思い、調べてみました。

ヨハネスブルグに関するネットでの治安・危険度の情報

治安が悪い、危険度が高いと言われるヨハネスブルグ・ヒルブロウ地区の写真

インターネット上で、ヨハネスブルグの治安、危険度にまつわる情報がまとめられています。

それらの情報に対して、南アフリカ在住、かつ実際に複数回にわたってヨハネスブルグに滞在したことの経験の私が一問一答でアンサーしていきます。

タクシーが危険すぎる?

これまで少なくとも30回以上タクシーに乗車しましたが、特に危険な思いをしたことはありません。基本的にはUber(ウーバー)を使用しています。

ペットが危険すぎる?(ハイエナを飼っているなど)

ハイエナを飼っている家は見たことがありません。防犯を目的として、大型犬を飼っている家は見たことがあります。

昼間でも街中は歩けない?

以下は、2018年のヨハネスブルグの街中の写真です。たくさんの人が楽しそうに通りを歩いています。

ヨハネスブルグはアフリカの中でも大きな都市の一つ。

たとえば、東京でもその土地柄が異なるように、ヨハネスブルグでも場所によりけりです。

セキュリティが整っていて歩行して問題ない場所もあれば、決してそうではない場所もあります。

 

誰もが赤信号を無視している?

海外ではよくあるように、歩行者は信号が赤でも渡りますが、車は赤信号できちんと止まっています。

うえで取り上げた情報は、2010年以前にインターネット上で公開された情報です。そのソース元は不明でしたが、ネットの情報なのでおもしろおかしく書かれた可能性があります。

2010年に南アフリカでサッカーワールドカップが開催されました。上の記事と同じくらいの時期ですね。ワールドカップ開催にあたって、治安改善の整備が進められたとか。

とすれば、治安はよくなってきているのでしょうか。

現在の治安について、みていきます。

ヨハネスブルグの現在の治安情勢はどうなのか。

治安が悪い、危険度が高いと言われるヨハネスブルグ・ヒルブロウ地区の街の様子

南アフリカ共和国(以下南ア)は,1994年の全民族参加による総選挙で新政府が誕生してから20年が経過した現在でも,政治,経済,社会,治安等の各分野において数多くの課題を抱えており,とりわけ治安問題に関しては,特に都市部の CBD(CENTRAL BUSINESS DISTRICT)地区やタウンシップにおいては,世界的に見て一般犯罪が最も多い地域の一つとされています。特に,国内に違法銃器が氾濫しているため,ひったくり,スリ,恐喝等の比較的軽微な犯行目的であっても,銃器を所持している者の犯行が目立ち,人命を軽視した犯罪が多く発生しているのが現実です。こうした治安情勢ではありますが,現在のところ,南アにおいて,日本人を直接の対象としたテロ,誘拐,暴力事件の可能性が差し迫ったものであるという状況ではありません。

しかしながら,在留邦人が多く居住するプレトリア,ヨハネスブルク,ケープタウン,ダーバン等の大都市部においては,CBD 地区以外の富裕層が居住する地域においても殺人,住居侵入強盗,事務所侵入強盗,路上強盗,追尾強盗,カージャック,車上荒らし,性犯罪,スリ,ひったくり等が頻発しており,在留邦人の皆様にとりましても脅威となっていることは否定できません。

こうした状況から,現在南ア国内は,プレトリア,ヨハネスブルグ,ダーバン,ケープタウンにおいて外務省が渡航情報の危険情報としてレベル1の「十分注意してください」を発出しています。

(略)

カージャック事案も引き続き憂慮すべき状態が続いています。昨年の発生件数は前年比微減となり,2012年以降の増加傾向に歯止めが掛かりましたが,これらの発生件数は依然として2015年の数値を上回っています。

これまでに在留邦人や他国外交団に係る被害例も数多く報告されているほか(昨年度,ハウテン州で8,269件発生),過去には,警護対象である南ア観光大臣を被害者とする拳銃使用によるカージャック未遂事件が発生しています。

これらの多くは帰宅時のわずかな隙をねらった犯行であり,同様の手口によるカージャック事案が後を絶ちません。強盗等凶悪犯罪の多くは,ターゲット,犯行時間・場所にかかわらず広範囲かつランダムに発生しているのが現状となっています。

(略)

2 最近の犯罪発生状況

(1)最新の犯罪統計

南ア犯罪統計資料(2017年4月~2018年3月)によれば,南ア国内における主要犯罪のうち,殺人が 20,336 件(1 日当たり 55.7 件),殺人未遂が 18,233 件(1 日 当たり 50.0 件),一般住宅をターゲットとする侵入強盗が 22,261 件(1 日当たり 61.0 件),店舗・事務所への屋内強盗が20,047 件 (1 日当たり 54.9 件),強姦を含む性犯罪が 50,108 件(1 日当たり 137.3 件)発生しています。

南アの人口が約 5,000 万人であることを考えると,南アの治安状況が極めて劣悪であると判断でき,凶悪犯罪の発生件数及び発生率ともに,非常に高い水準で推移していると言えます。

また,前年度(2016年4月~2017年3月)の犯罪統計と比較すると,殺人事件の件数は前年比6.9%増加した一方で,一般住宅をターゲットとする侵入強盗の件数は前年比0.4%減,店舗・企業への屋内強盗の件数は前年比3.1減,カージャックの件数は前年比2.3%減と僅かに減少しているものの,件数はほぼ横ばいで推移している状況です。

引用元:在南アフリカ共和国日本国大使館  2018年11月版「 南アフリカ滞在安全の手引き」

上表によれば、深刻な犯罪」の増減は95.6%。

特定の犯罪については増加傾向にあるものもありますが、全体的な犯罪件数は減ってきていることがわかります。

南アに滞在している日本人はどのような被害を受けているのか。

治安が悪い、危険度が高いと言われるヨハネスブルグ・ヒルブロウ地区の街の様子

日本人が南ア国内において犯罪の被害者となった事件は,大使館として認知しただけでも,昨年1年間で40件発生し,本年10月までに27件発生しています。

本年の被害の内訳は,侵入盗が1件,置引きが6件,車上狙いが8件,スキミングが3件,カージャックが1件,カージャック未遂が1件,自動車盗が1件,ATM狙いが4件,ひったくり2件となっています。

《事例①》ヨハネスブルグ

夜11時頃帰宅途中,Marlboro Drive & Northway の交差点で信号待ちのため停車し,信号が青に変わり発進した瞬間,被疑者に助手席側の窓ガラスを破壊され,サイドブレーキを引かれたためやむなく停車した。被疑者は車のキーと勘違いし自宅のキーを奪ったが,その間に被害者は車のキーを持って車外へ逃走するも転倒した。その直後,被疑者が転倒した被害者の顔面を踏みつける,蹴る等の行為に及び,被害者が持っていた車のキーを奪おうともみ合いになったが,被害者は反撃し被疑者を殴打した。その際,偶々通りかかった白人男性に救援を求め犯人を取り押さえ,警察を呼んで犯人は逮捕された。

《事例②》ヨハネスブルグ

3人のうち1人の警察官に車をわきに寄せるよう指示され,窓を数センチ開けて話しを聞こうとしたところ,全開にするか,外に出るか行うよう指示された(結局,窓を数センチ更に開けた)。その後,運転免許証やパスポートの提示を求められ,従い,特段問題はなかったが,Traffic Number Certificate の提示を求められた際,コピーしか持っておらず,それを見せたところ,3000 ランドの罰金をその場で求められた。その後,大使館に電話をかけて,同警察官と話をしたところ,クリスマスだから見逃してやると言ってリリースされた。

《事例③》ヨハネスブルグ

深夜,就寝中,被疑者は窓に設置された鉄格子をこじ開けて,被害者宅に侵入し,パソコンや財布が入った鞄を盗んだ。財布については,中に入っていたカード等は庭に捨てられ,現金のみ盗まれた。被害者宅は独立家屋で4辺の外周塀の内,3辺はエレクトリックフェンスが設置されているが,もう1辺については隣家と接しており障害物は何もなく,コンクリートに生け垣がくっついたようなもので,一部隙間があり,そこから侵入されたと推測される。隣家に侵入した経路は不明。また,警備会社に繋がるアラームシステムも設置されていたが,その日はたまたまスイッチを入れていなかったため作動しなかった。

《事例④》ヨハネスブルグ

Montecasino からタクシーで自宅に向かい,自宅コンプレックス前で下車し,ゲートをくぐり徒歩にて敷地内を5m程歩いたところ,真後ろから銃声が聞こえた。後ろを振り返ると車から出た2人組の男がコンプレックスのセキュリティオフィスに銃を発砲しているのを確認したため,走って自宅まで戻った。人的物的被害はなかったものの,後ほど確認したところ,同コンプレックスの他の住人を狙った追尾強盗で,被疑者は10数発発砲した由であった。

《事例⑤》ヨハネスブルグ

Park Station 長距離バスターミナル外側のミニバス乗場へ向かう途中,5~6人の男に囲まれ,前に抱えていたリュック(現金5万円,300ユーロ,450ドル,3000ランド,クレジットカード,パスポート,タブレットPC等が在中)を奪われた。また,首にさげていたカメラも引きちぎられて奪われた。被疑者は被害者が倒れているスキに逃走した。

《事例⑥》ヨハネスブルグ

サントン東部地区の交差点(Cnr N3 & Marlboro Dr)にて,午後7時頃,信号待ちのため停車中のところ,前車ドライバーに対して拳銃を突き付けている強盗団を視認。その直後,自車の後部ドアが共犯者のうちの一人に開けられそうになったためその場から急遽離脱した。

《事例⑦》ヨハネスブルグ

サントン地区にある中華レストランにて会食のため駐車を試みたが,店の正面は満車であったため店からみて塀の後ろ側の同店駐車スペースに駐車した。店内に入りほどなくして,外にいた目撃者が駐車中の車のガラスが割られたと店主に連絡したため,被害者が駆けつけ確認したところ,後部座席左ドアのガラスが割られ,シートが前に倒されていた。車内に荷物はなかったので盗難被害はなかった。なお,目撃者によれば,犯人の車は被害車両の後に続いて現場に到着した由。

《事例⑧》ヨハネスブルグ

サントン地区大型ショッピングモール駐車場入口ゲート前付近で,被害者の車が背後の車に軽く追突され,機転を利かして車から降りずに駐車場に入り,すぐに車から離れたところ,その後追突してきた車から銃を携行した複数の男が徒歩で駐車場に入り,被害者の車に人がいないことを確認後,現場を直ぐに立ち去り,強盗未遂に終わった。

《事例⑨》ヨハネスブルグ
サントン地区の Rivonia Village Shopping Centre の ATM 利用中,被害者は2人組の男に声をかけられ,操作方法を教えるなどと親切を装い ATM の画面に触れようとしたため,触るなと反抗したところ,その2人組は暴言を吐きながら,隣の ATM に移動した。その後、被害者が取引を終えてその場を立ち去ろうとしたところ,別の3人組の男が現れて,被害者が利用したことで ATM が使えなくなったと言いがかりをつけてきた。被害者は,5人の男に取り囲まれ逃げ場を失い,カードをすり替えられ,暗証番号を入力させられた。その直後に別の ATM で 5,000ランドを引き落とされた。

引用元:在南アフリカ共和国日本国大使館  2018年11月版「 南アフリカ滞在安全の手引き」

 関連記事  【ヨハネスブルグ】サントン地区ってどんなところ?【滞在者が解説】

安心しがちな車の移動中でも事件が発生しています。

いくら注意していてもどうしようもない場合もありますが、日ごろから「ターゲットにされないように行動」する必要があります。

2018年 世界殺人率ランキングでヨハネスブルグは何位?

治安が悪い、危険度が高いと言われるヨハネスブルグ・ヒルブロウ地区の街の様子

下の表は2018年における世界の都市の殺人率の統計をランキング形式(トップ50)にしたものです。

意外にも、この世界殺人率ランキングでは、ヨハネスブルグは圏外。

順位 都市/国 犯罪率
1 チジュアナ/メキシコ 138.26
アカプルコ/メキシコ 110.5
カラカス/ベネスエラ 99.98
シウダーヴィクトリア/メキシコ 86.01
シウダージュラレス/メキシコ 85.56
イラプアト/メキシコ 81.44
シウダド・グアヤナ/ベネズエラ 78.3
ナタール/ブラジル 74.76
フォルタレザ/ブラジル 69.15
10 シウダーボリバー/ブラジル 69.06
11 ケープタウン/南アフリカ共和国 66.36
12 べレム/ブラジル 65.31
13 カンクン/メキシコ 64.46
14 フェイラデサンタナ/ブラジル 63.26
15 セントルイス/アメリカ 60.59
16 クリアカン/メキシコ 60.52
17 バルキシメト/ベネズエラ 56.67
18 ウルアパン/メキシコ 54.52
19 キングストン/ジャマイカ 54.12
20 シウダーオブレゴン/メキシコ 52.09
45 ネルソンマンデラベイ/南アフリカ 39.16
47 ダーバン/南アフリカ 38.51

引用: Statista

殺人率だけで見れば、ヨハネスブルグは「世界最恐都市ではない」ということがわかりました。

ただし、日本と比べてしまえば、治安が良くないほうであることには間違いありません。

上のランキングで11位にあがっているケープタウンの治安については、こちらの記事(現在の南アフリカ・ケープタウンの治安・危険度を徹底的に考察)でまとめています。

レイプ被害率は世界一

さらに調べていてわかったのは、南アフリカ共和国のレイプ被害率は世界一位であるということ。

4,000人の女性のうちの3人に1人は、彼らが過去1年間に強姦されたと証言。

医学研究評議会(MRC)が発表した調査では、南アフリカの男性の25%以上が強姦を認めた。そのうち半分近くが、一人以上の人を強姦したと証言。

レイプを認めた人のうち4人中3人は、10代の間に初めてレイプしたことを示しています。南アフリカは、世界で最も子供や赤ちゃんの強姦の発生率が高いです。

引用:Top 10 Countries with the Highest Rape Crime Rates

 

今回の調査では、南アフリカは世界で二番目にレイプの被害率が高いという結果に。ちなみに、第一位はアメリカ合衆国。

調査の種類にもよりますが、前年まで南アフリカが世界一の暴行率(132.4%)でした。

南アフリカへの女性の一人旅は危険?

治安が悪い、危険度が高いと言われるヨハネスブルグ・ヒルブロウ地区の街の様子

レイプの被害率が高い南アフリカ。バックパッカーや旅行で訪れようとしている方は「女性一人で旅行して大丈夫なのだろうか?」と心配になることと思います。

経験上からすると、女性で一人旅をしている人をよく見かけます。バックパッカー向けの宿で、女性一人で旅をしている方と出会うこともしばしば。

日本と比較すると被害にあうリスクは高いですが、行動や立ち振る舞いでリスクは下げられる可能性は大いにあります。

ヨハネスブルグ(O.R.タンボ)国際空港の治安は?発着、乗り継ぎで使って平気?

ヨハネスブルグ国際空港の到着ゲート

南アフリカの大きな玄関口であるヨハネスブルグ(O.R.タンボ)国際空港。

ヨハネスブルグで発着、乗り継ぎの予定がある方で、「空港で乗り降りするのは不安が..」という方も多いのでは。

空港内、周辺の治安の情報は、以下の記事でまとめていますので、これから旅行・観光や出張で訪れる予定のある方はぜひ見てみてください。

ヨハネスブルグ国際空港の飛行機
【治安情報】ヨハネスブルグ(O.R.タンボ)国際空港で発着、乗り継ぎする方へ当ブログでも度々取り上げていますが、南アフリカ共和国、ヨハネスブルグの治安。 ネットで「ヨハネスブルグ 治安」と検索をすると恐怖を煽るような記事がたくさん。 「ヨハネスブルグで飛行機を降りて安全?治安が心配...」 「ヨハネスブルグで乗り継ぎ、トランジットをして大丈夫?」 と思われる方も多いかもしれません。 ...

結論

南アフリカ・ヨハネスブルグの街並み

かつて”世界最恐都市”と呼ばれていたヨハネスブルグ。

2018年のデータをもとに調べましたが、殺人率ベースでいえば、”最恐”、”世界一治安が悪い”わけではないことがわかりました。

が、犯罪率や殺人率は比較的高いことは間違いないので、細心の注意を払って行動する必要があります。

 

そして、「車の中だから…」といって安心しきらないこと。車を狙った犯罪が増えてきています。

 関連記事  【南アフリカ】レンタカー&運転で気を付けるべき点を解説【ドライブ】

 

また最近では首都プレトリアで、以下のような理由でデモ・ストライキが決行されていることが報告されています。

  • コンビタクシーのドライバーによるUberへの反感
  • 政府・政治に対して大規模なストライキ

デモ・ストライキが起こると、交通網が麻痺するだけでなく、市民が暴徒化するケースがあり怪我人が続出しています。

あらかじめストライキの日程が公表されるケースが多いので、大使館から発表される情報を確認して警戒するように心がけましょう。

「犯罪者の巣窟」「生存時間15秒」と言われている『ポンテ・タワー』

危険度が高いと言われていたポンテタワーの写真

ヨハネスブルグのヒルブロウ地区にポンテタワーと呼ばれるタワー型のアパートメントがあります。

アパルトヘイト後にギャングたちが住みつき、「犯罪者の巣窟」「生存時間15秒」など、ヨハネスブルグの中でも特に治安の悪い場所、と知られていました。

機会がありそのポンテタワーに潜入してきました。下の記事で写真つきで紹介しています。

世界最恐都市の象徴ポンテタワー
【犯罪者の巣窟?】ポンテタワーの内部潜入レポート【ヨハネスブルグ】南アフリカ共和国にやってくる前に、南アフリカの治安について調べて見ると、目を疑うような情報ばかり...本当にここで生活していけるだろうか....と思ったほど。 「ヨハネスブルグの治安が悪い」という記事やブログが目立つなか、よく調べて見ると、どうやらその中でもポンテタワーというそびえたつアパートが危険らしい!? ...

ヨハネスブルグの中でも危険地帯だと言われている『ヒルブロウ地区』

治安が悪い、危険度が高いと言われるヨハネスブルグ・ヒルブロウ地区の街の様子

ヨハネスブルグのダウンタウン、ヒルブロウ地区。

ヒルブロウ地区は、特に治安が悪く危険な場所、犯罪が多い危険地帯として、インターネット上で取り上げられています。

ヒルブロウ地区の現状、街を訪れた様子は写真付きで以下の記事でまとめています。

治安が悪い、危険度が高いと言われるヨハネスブルグ・ヒルブロウ地区の写真
ヨハネスブルグで最も危険?ヒルブロウ地区の現状・街並みを解説|写真同じようにヨハネスブルグのヒルブロウ地区は、治安が悪く危険な場所、犯罪が多い場所として、インターネット上で取り上げられています。実際のところどのような街並み、雰囲気なのか、個人的に気になっていました。実際にヨハネスブルグのヒルブロウ地区に訪れる機会がありましたので、その街の様子を写真つきで紹介していきます。...

南アフリカの家ではどのようなセキュリティ・犯罪対策がとられているのか?

南アフリカの私の家の玄関

日本と比較して空き巣や強盗など犯罪の多い南アフリカの一般的な家で、どのような対策が取られているのか私の家を例に紹介しています。

南アフリカ在住の私の家の玄関鍵
【写真付き】南アフリカ在住の私の家のセキュリティ・犯罪対策【鉄壁】南アフリカ在住のきたむ( @wakajps )です。 こちらの記事(【 2018】現在の南アフリカ・ヨハネスブルグの治安・危険度を徹底的に考察 )でもまとめていますが、治安、危険度が心配されがちな南アフリカ共和国。 南アフリカに赴任した当初は、日本では見慣れないセキュリティ・防犯対策に、私も少し驚きました。 日...

ヨハネスブルグで治安に配慮されたホテル

【南アフリカ】ヨハネスブルグで治安に配慮したおすすめホテル・宿

ヨハネスブルグに滞在するときに、土地勘がないと「どこのホテルに泊まったらいいのだろう…」と判断するのはなかなか難しいです。

私が滞在したことがあるホテルをベースに、ヨハネスブルグでおすすめできるホテル・宿を以下の記事で紹介しています。

【南アフリカ】ヨハネスブルグで治安に配慮したおすすめホテル・宿
【南アフリカ】ヨハネスブルグで治安に配慮したおすすめホテル・宿3つヨハネスブルグの治安については、ネットの情報をみると危険・不安を煽るような内容なものが多いです。「ヨハネスブルグにいったらどこに泊まったらいいんだろう....」と悩む方も多いのでは。本記事では、立地など安全面に配慮したヨハネスブルグの宿・ホテルを紹介していきます。...

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アフリカではたらくフリースタイルジャパニーズ |三度の飯と写真|87年生の伊豆下田育ち→大学職員人事→ 南ア現地NGOでICT・マイクロファイナンスを軸に活動中|キリマンジャロ登頂|スマホ歴12年|旅行14カ国|仕事7カ国|<プロフィール詳細>

POSTED COMMENT

  1. ラマポーザに期待 より:

    現在johannesburg/Sandton在住の者です。実体験として極度に治安が悪いとは感じません。夜分パーティやジャズクラブに出かける事もありますし、ポンテタワー/ヒルブロウ地区に登った事もあります(現在はセキュリティ完備の高層マンションになっています)。が、常々気をつけなければいけないのも事実です。タウンシップ等の治安は悪く、失業率の高さから犯罪を起こす人も多く、高いジニ係数も課題です。インターネット情報はコピペ連続で客観性に乏しい馬鹿馬鹿しいレベルのものが多かったので、このような最新の考察がもっと増えればと思います。ズマが去る2019年、ラマポーザ新政権発足後、国の改善が期待できそうです。

  2. […] 8】現在の南アフリカ・ヨハネスブルグの治安・危険度を徹底的に考察 https://wakajps.com/blog/joburg-safety-matome/ […]

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