500 配属先活動

青年海外協力隊 – 赴任して六か月。第2号活動報告書を公開します

青年海外協力隊第二号報告書

青年海外協力隊として南アフリカ共和国で活動している、きたむ(@wakajps)です。

赴任してから六か月が経ち、第2号報告書が完成したので、公開します。前回提出した1号報告書はこちら(青年海外協力隊 – 赴任して六か月。第1号活動報告書を公開します)から見れます。

青年海外協力隊(海外ボランティア)の活動報告書とは、赴任してから三か月単位で、JICAへの提出が義務付けられている報告書です。第1号~第5号まであるので、合計で5回作成することになっています。提出された報告書は、JICA地球ひろばで閲覧できるようになっています。

青年海外協力隊が途上国でどういった活動をしているか、応募を考えている方のお役に立てれば幸いです。この報告書を、とある協力隊員の『体験談』として見てもらっても良いかもしれません。

なお、私は『PCインストラクター』の職種で活動しています。

報告書要約

私が活動する組織、The WDB Trustの各ブランチにおけるICT環境は、先代までの活動により、サーバーの設置、ネットワークの構築等の基礎環境は整えられています。一方で、ネットワーク等のリソースを活用できていない、各ブランチにおけるパソコンの台数が不足している、といった課題が残っています。私は、自分が配置されているブランチだけではく、同州で展開されている8つのブランチを管轄しており、定期的に各ブランチを巡回しているものの、他ブランチでの日常的なトラブルシューティングに対して、速やかに対応できていない状況です。

マイクロファイナンス事業に関わるアプリケーションの導入では、導入テストのプロジェクトが組まれ、マネージャーとIT部門のメンバーでユーザー受け入れテストが計5回おこなわれました。アプリケーションを使用する現場のスタッフに向けて、フィールドでの実機動作確認、使い方のレクチャー等をおこなっていく予定です。現状は、マイクロファイナンス事業のアプリケーションの導入が喫緊の課題となっており、当面の間、注力して支援をおこなっていく必要性を感じています。

活動計画表には、配属先から求められていることを中心に、自分がボランティアとして達成したい目標を記載しています。離職したスタッフの業務の引継ぎ項目も含めています。現行のスタッフでは対応が困難な業務もあるので、業務を標準化し、他のスタッフへ技術移転しながら計画を遂行していきたいと考えています。活動の主な方針として、マイクロファイナンスに関わるアプリケーションの導入と並行して、各ブランチのスタッフを対象にして基礎的なITリテラシーのワークショップを随時おこなっていく予定です。

私の所属するIT部門で、マネージャーとビジネスアナリストが離職したこと、データアナリストを新しく雇用し本部に配属するなど、人事に動きがありました。今後の見通しとして、IT部門をアウトソーシング化する話が進み始めています。組織と密にコミュニケーションを図りながら引き続き活動に臨んでいきます。

活動計画の説明

WDBの各ブランチにおけるICT環境は、先代までの活動により、サーバーの設置、ネットワークの構築等の基礎環境は整えられています。一方で、ネットワーク等のリソースを活用できていない、各ブランチにおけるパソコンの台数が不足している、といった課題は残っています。私は、自分が配置されているブランチだけでなく、同州で展開されている8つの全てのブランチを管轄しており、定期的に巡回をおこなっているものの、他ブランチでの日常的なトラブルシューティングに対して、速やかに対応できていない状況です。

マイクロファイナンス事業に関わるアプリケーションの導入では、導入テストのプロジェクトが組まれ、マネージャーとIT部門のメンバーでユーザー受け入れテストが計5回おこなわれました。多数のバグ、データの不具合が確認され、外注先のインド系会社に修正の依頼がされましたが、予定以上に修正に時間がかかっており、全体的にスケジュールが後ろ倒しになっている状況です。バグ修正後は、アプリケーションを使用する現場のスタッフに向けて、フィールドでの実機動作確認、使い方のレクチャー等をおこなっていく予定です。現状は、マイクロファイナンス事業のアプリケーション導入が喫緊の課題となっており、当面の間、注力して支援をおこなっていく必要性を感じています。

活動計画策定に向けた配属先との意見交換

次項『配属先の動向』で記載する人事異動に伴い,私の活動するIT部門に大きな動きが出始めています。今度の動向を踏まえ、活動計画表を作成し、CEO、IT部門のメンバーと意見交換をおこない合意をもらいました。

主な活動の方針として、マイクロファイナンスに関わるアプリケーションの導入と並行して、各ブランチのスタッフ向けに基礎的なITリテラシーのワークショップを随時おこなっていく予定です。各ブランチの対象となるスタッフは、村への現地調査のため基本的に平日は外出してしまう等の理由で、具体的な日程等の調整は今後おこなっていく予定です。ワークショップの実施にあたっては、適宜、マイクロファイナス部門のマネージャー、トレーニングアカデミーのスタッフとスカイプやE-mailを通じて情報・意見交換をしています。

活動計画表には、配属先から求められていることを中心に、自分がボランティアとして達成したい目標を記載しています。離職したスタッフの業務の引継ぎ項目も含めており、現行のスタッフでは対応が困難な業務もあるので、業務を標準化し、他のスタッフへ技術移転しながら計画を遂行していきたいと考えています。

配属先の動向

私の所属するIT部門で、マネージャーとビジネスアナリストが離職したこと、データアナリストを新しく雇用し本部に配属するなど、人事に動きがありました。
上記の理由により、現在は直属のマネージャーが不在の状況であるため、私の出張の申請、決裁および業務は、CEOによって管理されています。CEOは、現場サイドでも精力的に活動しているため、決裁や連絡のレスポンスが遅延しやすい状況です。

私が活動しているMtubatubaブランチでは、10月1日から新しいブランチマネージャーが着任する予定です。これにより、現在のマネージャー(かつルームメイト)は、業務の引き継ぎ期間の後、Bergvilleブランチに異動する予定です。

2018年から同組織で新しい協力隊員を受け入れることが決まっており、連携して活動をおこなっていくことが期待されています。配属先のニーズを汲み取りつつ、新隊員と活動の方向性をよく話し合い、協力して活動していきます。

受入国の人々との交流

(1)配属先等任地の人々の日本や日本人に対する意識を具体的に記入する。

任地ではアジア人の容姿が珍しいらしく、子供たちに声をかけられることがよくあります。「チャイニーズ!」「チンチョンチャン!」と呼ばれ笑われることが多く、赴任した当初は若干ストレスを感じていました。これまで日本に住んでいてあまり感じていなかった「自分自身が日本人である」ということに気づかされました。話をしていく中で、“アジア=中国”と認識していることがわかり、日本は中国の一部ではないのか?といった疑問を持っている人も多くいることがわかりました。

(2) 受入国の人々との交流

上司であり、ルームメイトである同僚の誘いで、8月下旬にピーターマリッツバーグでおこなわれたMandela Day Marathonに参加しました。この大会の主旨は、マンデラ氏の功績を称えるものであり、南アフリカの風土を少しでも体感できるのではと考え参加することを決めました。南アフリカ共和国は、レインボーネーションと呼ばれる名の通り、様々な人種の方が共存し、11の言語が公用語とされています。大会の参加者は、主に黒人、白人、インド系移民で構成されていましたが、少数であったアジア人の私にも優しく接してくれました。マンデラ氏が追い求めた多様性を受け入れる土壌が南アフリカに根付いているのだと感じとりました。

その他特記事項

・日本と受入国の違い

「アフリカンタイム」と揶揄されるように、時間に対する考え方は日本と大きく変わります。打ち合わせの日時があらかじめ決まっていても、遅刻や開始前の談笑により、1時間、またはそれ以上遅れることはよくあります。決まっていたはずの予定が延期ということもしばしばあります。一方で、必ずしも全員が時間に対してルーズというわけではなく、時間通りに物事をこなす人もいます。日本と異なる点として、南アフリカではプライベートや家族との時間を大切にする文化があり、お互いに時間に寛容である印象を受けています。

・旅行

活動先に近くにある観光地「セントルシア」に二度、旅行に行きました。南アフリカ共和国の観光地といえばケープタウンが有名ですが、セントルシアも、海の近くに位置し、海鮮料理が食べられることやサファリやクルーズといったツアーが充実していて、観光客に人気のスポットです。クロコダイルとカバが生息する川が近辺にあり、クルーズツアーが観光客に人気です。最寄りの空港であるキングシャカ国際空港(ダーバン)からセントルシアまでは、約250km離れていますが、大型のシャトルバスが運行しており、連休は多くの観光客で賑わっています。

まとめ

以上、活動報告書から抜粋してみました。

『報告書』と聞くとうぎゃっとなりがちですが、色々と書き出してみると頭の中の整理やこれまでをふりかえる良い機会になったように思います。

これで2年間の任期のうちの四分の一が終了。時間が過ぎる速さははやいような、遅いようななんとも言えない感じです。

きたむ
きたむ
体調を第一に、一つ一つ着実に。
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