70日間におよぶ派遣前訓練を修了した、きたむ(wakajps)です。
すでに南アに派遣されていますが、派遣前訓練をあらためて振り返ってみたいと思います。
講義や語学訓練、委員会活動、そして仲間との共同生活。まだ派遣前訓練中の慌ただしい生活の余韻に浸っています。
そんな派遣前訓練を通して得られたことは、大きく三つありました。
70日間の派遣前訓練で得ることができた3つのこと
①同じ志を持つ仲間ができた
私の隊次は、2016年度4次隊。総勢100名(青年海外協力隊79名、シニア海外ボランティア21名)でした。
異なる派遣地域、異なる職種、異なるバックグラウンドを持つ人たちが70日間を訓練所で過ごしました。初めて会う人たちと朝から晩まで一緒に過ごす。
集団生活が大変そうな方たちもいましたが、自分はとても楽しむことができました!

朝6時に起床、23時の就寝まで、語学、講義、語学自習、委員会などやることが盛りだくさん。多くのことを吸収できたと思います。
語学クラス、委員会、生活班など様々なコミュニティがありました。そういうったコミュニティで、協力隊員同士で話をする中で、新たな気づきを得られたことが何より自分にとって大きな収穫でした。

派遣された今でも、ラインで連絡をとったりなど、共に支えあいつつ高めあえる存在になっています。派遣語、2年間会うことができないメンバーもいるのがちょっと寂しいですが。。。
②必要な知識・経験を得ることができた
訓練所では主にJICAの事業概要、自分が派遣される地域の言語、活動手法、安全・健康管理について学びました。私の場合は英語圏だったので、英語を学びましたが、候補生によっては、スワヒリ語、アラビア語、ベトナム語、マレー語、中国語、フランス語、タイ語などといった言語を学んでいました。
訓練所の中は、いつもいろんな国の言語が飛び交っていました。

英語のテクニカルクラスでは、現地での活動を想定したワークショップを合計7回おこないました。
準備に時間をとられましたが、派遣前に実際にやってみることで、自分が苦手な点、うまくできた点などを把握できた機会になったので、改善・自信につなげることができました。
③目的意識を持つことの大切さ
上にも書きましたが、訓練所では、語学課題やテストの準備、委員会などでそれなりの”負荷”がかかります。
追い込まれ始めると、『訓練所を無事に修了すること』が目的になってきてしまいがちです。
それは短期的な目標や目的であっても、私たちが最終的に目指すところではありません。
その先に『任地で自分を待っている人たちがいること』を意識する必要があると思いました。

まとめ
自分の意識次第で、訓練所で学ぶことをいかに自分のモノにできるかどうかを大きく変わってくると思います。
実際の自分の活動を想定して、どのように訓練所を過ごすべきか、楽しむべきか。私にとっては、これが大事なポイントと思えました。
きたむ
自分らしく、何事も楽しむ気持ちが大事!
青年海外協力隊のあれこれ
青年海外協力隊に関する情報(選考~派遣前訓練~活動中のこと)を以下にみやすくまとめてみました。
Twitterやインスタグラムからお問い合わせていただいてもOKです!