南アフリカ在住のきたむ(wakajps)です。
ヨハネスブルグ(O・R・タンボ)国際空港からヨハネスブルグ市内やプレトリア市内へは、ハウトレイン(Gautrain)と呼ばれる電車で移動することができます。
ハウトレインは、成田空港から東京都内を結ぶ成田エクスプレスと同じような電車で、乗車には切符ではなく、SUICAのような電子カードを使用します。
この記事では、ヨハネスブルグ(O・R・タンボ)国際空港からヨハネスブルグ市内やプレトリア市内への行き方、運賃などを解説しています。
南アフリカの電車、ハウトレイン(Gautrain)とは
成田空港から東京都内を結ぶ成田エクスプレスと同じような電車です。乗車には切符ではなく、SUICAのような電子カードを使用します。
2010年のワールドカップ開催を機に、官民共同事業として2010年に開通した。
特に、白人が多く住み現在のヨハネスブルグの中央経済地区となっているサントン地区やローズバンクとO・R・タンボ国際空港、そしてプレトリアと間を安全に結ぶ交通手段として建設された。
ハウトレインのルート(ヨハネスブルグ、プレトリアと空港間)
南北を走る路線North-South Commuter、東西を走る路線East-West Commuter、空港を結ぶAirportの路線でわかれています。
空港からHatfield方面へ向かう場合は、Marlboro駅で乗り換えが必要です。
その場合、同じホームの反対側に乗り継ぐ電車が到着するので、他のホームに移動する必要はありません。
南アフリカの電車(ハウトレイン)時刻表
それぞれの駅の始発、終電は次の通りです。
日本と比べると終電が早いので注意しましょう。

通勤時間などのピーク時は10分単位、遅くても30分には出発します。日本と同じように基本的にはオンタイムで出発してくれます。
すぐに出発することがわかっている場合は、空港のラウンジや免税店で時間を潰しても良いでしょう。
詳しい時刻表はハウトレインの公式ページに掲載されていますが、待っていればすぐに電車がくるので、時刻表はあまり気にしなくてよいと思います。
ハウトレインの運賃(料金)
空港からそれぞれの駅に向かうには、降車する駅によって以下の通り料金がかかります。
レートが1ランド=8.5円だとすると空港からサントン地区(Sandton)までは、R151(約1,284円)。
関連記事 【ヨハネスブルグ】サントン地区ってどんなところ?【滞在者が解説】
南アフリカの電車(ハウトレイン)の乗り方

日本でいうSUICAやPASMOと同じように、ICカードのゴールドカード(Gold Card)を入手する必要があります。
行先を選んだ際に、ゴールドカードの発行手数料R16が含まれた料金が請求されます。
ヨハネスブルグ空港とハウトレインのセキュリティ・治安
現在、南アフリカが防犯対策・治安改善に力を入れていることもあり、ヨハネスブルグ(O・R・タンボ)国際空港とハウトレインのセキュリティ対策は万全です。
警備員がホーム、車両内に常駐しているので、安心して乗車することができます。
ヨハネスブルグ空港内の治安情報は以下の記事で紹介しています。

ハウトレインの路線は順次拡大中
ハウトレインが新たに路線拡大することを発表しました。路線拡大だけではなく、新しい車両の投入、新しい決済方法も検討されています。
ランセリア空港(ヨハネスブルグとプレトリアの中間に位置する小さ目な空港)へのアクセスが改善されることも期待されるので、さらに人の動きが流動的になりそうです。
くわしくは下の記事でまとめています。

南アフリカ情報のあれこれ
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