青年海外協力隊『環境教育』の活動内容/給料/合格倍率(動画つき)




途上国では、生活の変化とともに、ゴミが急激に増加しているにもかかわらず、ゴミ処理サイクル、ゴミに対する生活習慣が伴わず、非常に不衛生な処分法が一般的です。

河川や湿地、海洋など水場の汚染も深刻で、感染症の主要な原因となっていることも多くあります。

また、自然資源は、それ自体が重要な生態的な価値を持つと同時に、人々の生活基盤となるものですが、人口増加・生活形態の変化・開発・気候変動などの影響によって急速に劣化・枯渇が進んでいます。

 

青年海外協力隊「環境教育」は、途上国で様々な環境問題に向かいあい、現地の人と共に課題解決に向けた取り組み(教育)をおこなう役割が求められます。

 

なお、青年海外協力隊「環境教育」になるためには、英語力等の選考(書類、面接)に合格する必要があります。

 

 

青年海外協力隊 職種「環境教育」とは

 

「環境教育」の活動(仕事)内容

 

派遣先は、ゴミ問題や環境教育に取り組む地方自治体やNGO、自然公園や国立公園などです。
地域の環境課題に対して“教育”という視点から、現地の人とともに活動を展開していきます。

たとえば・・・・
・学校への出前授業や各種研究会の実施
・環境キャンペーンやイベント実施
・教材開発、広報啓発ツールの作成普及
・指導者の育成・強化
・環境グループの組織
・環境関連小規模ビジネス
・ゴミ回収システム改善の提案 など

 

 

青年海外協力隊「環境教育」に応募する前に

 

環境や国際関連の研修/イベントに積極的に参加してください。

≪関連する研修等を行っている団体例≫
・日本シェアリングネイチャー協会
・日本環境教育フォーラム
・ジャパンGEMSセンター
・KEEP協会環境教育事業部
・地球環境パートナーシッププラザ
・インタープリテーション協会
・人の森
・国際理解教育センター
・開発教育協会
・特定非営利活動法人ムラのミライ

≪参考になる展示施設≫
・八ヶ岳自然ふれあいセンター(山梨県)
・やまねミュージアム(山梨県)
・田貫湖自然ふれあいセンター(静岡県)
・裏磐梯ビジターセンター(福島県)
・京エコロジーセンター(京都府)

≪ボランティア活動≫
主催者/スタッフ側の経験もすると、企画の作り方、指導や運営のあり方、人のつなぎ方など、様々な視点で学べます。
また、どんな小さなことでもあなた自身が周囲に働きかけて何かを始めてみてください。
ゼロからイチを産み出す大変さとその過程で起きる様々なコトを経験することが現地で直面する様々な課題への突破力になります。
※JICAボランティア派遣者用プログラムがある大学(ex.東洋大学)や専門学校(ex.東京環境工科専門学校)もあります。

 

 

青年海外協力隊「環境教育」で求められる力

 

机上の知識よりもコミュニケーション力、課題発見力、創意工夫力、リーダーシップ、企画や営業、アートのスキル等人生の中で培ってきたさまざまな力。

ポジティブな思考とチャレンジ精神があれば、知識や技量は出発前や現場で悪戦苦闘する日々で磨かれていきます。

<活かせる経験>
・環境教育、教育分野での活動
・ゴミや衛生関連での活動
・企画・運営、営業、広報、資金調達
・リーダーシップやチームワークづくり
・ファシリテーション、コーディネーション
・HP、教材、広報ツールなどの制作
・音楽、絵画、演劇などの表現活動
・異文化交流活動
・各種ボランティア活動 など

 

 

青年海外協力隊「環境教育」の合格後のサポート

 

出発までに、日本の経験、途上国の現状、コンポスト手法、マネージメント、様々な環境教育手法を学ぶ研修の機会があります。

 

 

「環境教育」の要請(仕事)内容の例

 

【配属先概要】

1)受入省庁名(日本語)
パルマーレス市役所

2)配属先名(日本語)
パルマーレス市役所

3)任地( パルマーレス市 ) JICA事務所の所在地( サンホセ県サンホセ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属先の規模・事業内容
パルマーレス市は人口4万人のコスタリカ中部の都市である。
パルマーレス市役所は都市計画、環境、人間開発、防災、広報、税務の部署を有し年間予算は338万ドル。


【要請概要】

1)要請理由・背景
コスタリカにおいては2010年に廃棄物処理法(法8829)が制定され、廃棄物の回収、リサイクルの促進が各自治体に義務付けられた。またその数値目標が定められ、現在各自治体ではその実現に取り組んでいる。またパルマーレス市は独自のゴミ処分場を持たず、外部へ委託する費用が市役所財政を圧迫していることからも、ごみ減量化に向けてリサイクル率の向上とともに、有機ゴミのコンポスト化を進めようとしている
パルマーレス市役所では2016年7月から初代環境教育の青年海外協力隊(JV)が活動を開始し、同時期にカウンターパートが日本での研修を受講している。そして2017年にリサイクルセンターが稼働を開始し、同敷地内にはコンポストセンター建設も予定されている。JVにはゴミ減量のための市民・青少年への環境教育とリサイクルセンター、コンポストセンター運営のための技術支援が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
市役所の進めるゴミの適正処理を支援するためカウンターパートとともに以下の活動に取り組む。
1.リサイクルセンターの運営改善のための職員への指導と設備の改善。
2.リサイクル促進のための分別回収地域の拡張と対象地域住民への広報活動。
3.ゴミ減量のための各家庭や学校での環境教育講習の実施。
4.ゴミ減量の手法としての各家庭や学校でのコンポスト作成の支援。
5.市が建設を予定しているコンポストセンターの運営支援。
コスタリカ国内では同分野で活動するボランティアが常に複数いるため、互いの業務の経験の共有し、活動に取り組みます。

3)ボランティアが使用する機材の機種名・型式、設備等
環境課執務室、執務机、ノートPC、印刷機。リサイクルセンター内講義室。 リサイクルセンターにはガラス破砕機、ボール紙圧縮機、選別台等の基本的設備は整っている。

4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート 環境課職員 女性 30代 生物学士
リサイクルセンター職員 (男女)5名

パルマーレス市民
市内学校の生徒・児童

5)活動使用言語
スペイン語

6)生活使用言語
スペイン語

 

JICAホームページ要請・職種情報(環境教育)から現在募集中の要請の一覧を見ることができます。

 

 

「環境教育」の活動(仕事)内容の動画

 

【活動】 小学校教育・環境教育 in ウガンダ

青年海外協力隊が派遣された国でどのように活動し、生活しているのかを紹介した映像です。「小学校教諭」と「環境教育」という職種で派遣された2人の隊員が協力して活動する様子を紹介します。

 

【活動】 環境教育 in ベリーズ

青年海外協力隊として派遣された隊員がベリーズでどのように活動しているのかを紹介した映像です。環境教育隊員がポイ捨て防止ステッカーを作成し、ステッカーについてバスターミナルでアンケートをとっている様子を紹介しています。

 

 

 

青年海外協力隊「環境教育」職種の合格倍率の推移

 

  2016秋 2016春 2016秋 2017春 平均
環境教育 2,69 3,15 1,97 2,21 2,51

 

人気職種の環境教育の近年の合格倍率の平均は2,51でした。

平均2,51人に一人が合格しているという計算になりますね。

 

 

「環境教育」の給料と待遇

 

青年海外協力隊は、『ボランティア=無償で働くの?』といったイメージから、私もよく友達からその給料や待遇のことについてよく聞かれます。

厳密には、『給料』としてではなく『手当』として、派遣前から任期終了の期間について一定の金額が支給されることになります。

なお、職種には関係なく、派遣される国によって支給される額が異なります。

 

以下の記事で、『青年海外協力隊の給料と保険 / その他待遇と諸制度』について、詳しく紹介しています。

 

【まとめ】青年海外協力隊の給料と保険/待遇と旅行制度

2017.09.10

 

 

その他の職種

 

青年海外協力隊『人気の職種』まとめ

 

青年海外協力隊 PCインストラクターの活動内容/給料/合格倍率(動画つき)

2017.08.21

青年海外協力隊『日本語教育』の活動内容/給料/合格倍率(動画付き)

2017.08.21

青年海外協力隊「体育」の活動内容/給料/合格倍率!(動画付き)

2017.08.21

青年海外協力隊『看護師』職種の活動内容/給料/合格倍率(動画つき)

2017.08.21

青年海外協力隊『小学校教育』の活動内容/給料/合格倍率(動画つき)

2017.08.21

青年海外協力隊『青少年活動』の活動内容/給料/合格倍率(動画つき)

2017.08.21

青年海外協力隊『コミュニティ開発』の活動内容/給料/合格倍率(動画つき)

2017.08.21

 

青年海外協力隊『全職種の合格倍率』まとめ

 

青年海外協力隊の全職種の合格倍率を完全網羅してみる(2015~2017)

2017.08.19






ABOUTこの記事をかいた人

87年生まれのアフリカで働くフリースタイルジャパニーズ。伊豆下田で育ち都内私大職員を経て青年海外協力隊として南アフリカ共和国へ。ICT、コミュニティ開発、マイクロファイナンスを軸に活動中。趣味は、サッカー、サーフィン、スノボ、バックパック、ガジェット集め。