南アフリカのコスプレ大会に参加した、きたむ(wakajps)です。
コスプレといえば日本ではわりと一般的になってきた(日本が誇る)ヲタクカルチャーの一つ。
海外でもコスプレイヤーが存在することはなんとなく耳にしたことがある人は多いのでは。
でも、率直な疑問として
って思いますよね。ですが、ここ南アフリカでは頻繁にコスプレ大会がおこなわれているのです。
銀魂で思い出しましたが、アフリカ大陸の南端に位置する南アフリカでも銀魂が流行っていてもちろんコスプレもこのとおりです。 pic.twitter.com/O3MwsCt9Ve
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) December 14, 2018
そのコスプレイベントに参加したので、その様子をレポートしていきます。
驚愕せよ!これが南アフリカのコスプレイヤーだ!!
西洋のキャラクター

西洋の伝統的な鎧を身にまとった剣士。
日本のコスプレイベントではあまり見かけませんが(いったことないけど)、この洋風な剣士のコスプレをした南アフリカ人の割合は高かったです。
スターウォーズ

ジェダイの戦士に扮装する南アフリカ人。
フェンシングのごとく、見事に実演してくれていました。なりきり具合がすばらしいですね。
こういったコスプレは日本人ではなかな似合わないので、ただただ関心です。
パイレーツオブカリビアン

パイレーツオブカリビアンからはジャック船長。
ゲームのキャラクター

右側のキャラクターは、確か何かのゲームのキャラクターだったような..何かは忘れました。
左側はスターウォーズのキャラクターですね。
ゴーストバスターズ

ゴーストバスターズといったら!の車も登場!
これはゴーストバスターズファンにはたまりませんね。自分も思わず「おおっ!」と声が漏れてしまいました。なかなか作りこまれているようにみえます。

このマークもすごく懐かしい..です..
初音ミク

自分はあまり詳しくないですが、ボーカロイドで流行った初音ミク。
今流行っている米津弦師はもともとこのボーカロイドのプロデューサーをやっていたのだとか。
台湾や香港で流行っていたことは知っていましたが、アフリカまで進出しているとは。正直驚きました。
ドラゴンボール

え…誰かって?

スーパーサイヤ人だーーー!!!!!
写真のとおり、黄金色のオーラが見えるぐらいに気合いがはいっていました。いつか無事にスーパーサイヤ人になっていただきたいですね。
ポケモン

お土産コーナーには、ポケモングッズが品揃え。
日本では見かけないようなグッズですね。南アフリカではポケモンの知名度が高く、緑赤世代のポケモン経験者もちらほらといました。

「あれ?アフリカなのに白人の人が多い?」と思った方は下の記事も読んでいただけると理解が深まると思います。外国人ではなく南アフリカ人です。
日本の文化はアフリカでも強い

このイベントに行くまでは、南アフリカでまさかこれほどの規模のコスプレイベントが行われているとは知る由もありませんでした。
南アフリカでは、主要な都市であるケープタウン、ヨハネスブルグ、ダーバンでこのようなコスプレイベント、ゲームの大会が開催されているようです。
南アフリカにもサブカルの波きてる。
“バーチャルリアリティー(VR)、eスポーツ(複数のプレーヤーでサッカーゲームを対戦)体験コーナー、アニメキャラクターのコスプレ大会などが催され、盛り上がりをみせた。”https://t.co/LBJtHieQpz pic.twitter.com/EFVtBlM2JN
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) September 21, 2018
ただ、「アフリカ」といっても近隣のジンバブエ、ボツワナ、ナミビアではここまでの盛り上がりは聞きません。”南アフリカだから”というポイントはあると思います。
“南アフリカだから”とは
南アフリカはアフリカ諸国の中では、比較的経済的に発展しインフラが整っている国(地方はまた別)。
関連記事 南アフリカは先進国?発展途上国?貧困率が人口の半分以上を占める国
他のアフリカと比較すればインターネットの普及率が高く、情報に触れる環境が整っています。イギリスと密な関係にあるので、先進国のトレンドが流れてきやすいこともポイントの一つ。
それでも、南アフリカという一つの国で日本のカルチャーが馴染み始めているのはうれしいことだなと思いました。
日本は #コミケ で盛り上がっているようですが、南アフリカのコスプレ大会はこんな感じです。ヨハネスブルグ、ケープタウン、ダーバンの三大都市で毎年開催。会場にいくと日本語で声をかけてくれる方もいます。 pic.twitter.com/6G1ILhpuvY
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) August 15, 2018
この出来事だけではなく、ヨハネスブルグにある南アフリカ最大のタウンシップ「ソウェト」に訪れたときには、私が日本人ということを知ると現地の人たちがスマホの待ち受け画面をうれしそうに見せてくれました。
その待ち受け画面には、日本の漫画「ナルト」が設定されていたのです。
タウンシップといえば、電気や水のライフラインの供給、自治体の管理が行き届いていない可能性が高いギリギリな黒人居住地区。スラムといわれることさえあります。
関連記事 【南アフリカ】危険?タウンシップ・スラム街ツアーに参加してみた!
そのような環境でさえも、日本の文化に触れていることを知ると、なんだか不思議な気持ちになったことを覚えています。
南アフリカでも最近はいろんなところでコスプレ大会がおこなわれている様子。コミュニケーションのきっかけになるので、かなり助かっています! https://t.co/I69M0GXQ00
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) August 6, 2018
コスプレイベントとの話とは少し脱線してしまいましたが、日本の文化の根強さを身をもって体験した機会になりました。
以上、きたむ(wakajps)でした。