南アフリカ在住のきたむ(wakajps)です。
ケープタウン(Cape Twon)のボ・カープでフォトジェニックな写真を撮ろう!
南アフリカ共和国の観光地ケープタウンには、テーブルマウンテンや喜望峰や、ボルダーズビーチなど、人気の観光スポットがたくさんあります。
その人気スポットのうちの一つが、今回の記事でご紹介するボ・カープ。英語表記では、『Bo-kaap』。
歴史的な意味合いを持つエリアでもあるのですが、カラフルでポップな家が並び、見ていて楽しい気持ちになれます!
南アフリカ・ケープタウンのボカープと呼ばれる区域。もともとは奴隷とされていた人々が住んでいて、白い家で統一されていた。奴隷解放時に住民たちは『自由の象徴』としてカラフルに色を塗っていったそう。色は住んでいる人の職業を示す。紫はお料理教室ということなので、今度寄ってみたい。 pic.twitter.com/6JPUjmbWQz
— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) 2018年2月19日
南アフリカ・ケープタウンのボカープと呼ばれる区域。もともとは奴隷とされていた人々が住んでいて、白い家で統一されていた。奴隷解放時に住民たちは『自由の象徴』としてカラフルに色を塗っていったそう。色は住んでいる人の職業を示す。紫はお料理教室ということなので、今度寄ってみたい。
南アフリカ共和国・ケープタウンにある「ボ・カープ(Bo-Kaap)」とは?

シグナルヒルの麓にあるボカープは、1760年代にケープ・マレーとして築かれ、奴隷してやってきた人々が賃貸が並ぶエリアでした。
これらの人々はマレーシア、インドネシア、アフリカの他の国々からケープにやってきた人々でケープ・マレーシアとして知られていました。
当時の家の色は白で、これは白でなければならないという事実に起因すると言われています。
このルールが最終的に解除され、奴隷が物件を購入することが許されたとき、彼らは「自由の象徴」として明るい色彩で家を塗っていったそうです。
Bo-Kaapの最も古い建物はWale Streetにあり、現在はBo-Kaap博物館となっています。
南アフリカで最初に設立されたイスラム教徒のモスク、アウワル・モスクは、このBo-Kaapにあります。
ケープタウン中心部のすぐそば!ボカープを歩いてみよう!

ボカープのエリアに近づいてくると段々と見えてくるカラフルな家。区画でわけられているので、エリア一帯でこのカラフルでポップな街並みを見ることができます。
下の建物は、最も古いモスクとして知られている建物。(この建物はグレーで目立たないため、見落としそうになるので注意)

クリーム色、水色の家。

カラフルな色だけでなく、グレーの落ち着いた雰囲気のお家もありました。

住んでいるだけで楽しい気持ちになれそうな街。

落書き(?)が書いてある壁がありました。クオリティが高い。どういう思いが込められているのでしょうか。

テーブルマウンテンを向こう側に見ることができます。この景色はケープタウンならではですね。

こちらからはシグナルヒルを見ることができます。
観光客たちは写真を撮るのに夢中。この場所は観光ガイドの表紙などでよく使われるスポットだそう。

映画の撮影でも使われる場所ということで、この日も撮影がおこなわれていました。どんな映画をとっているのか気になりますね。

下の写真のこの建物はボカープで一番古い建物。
きれいに塗装されているので、あまり古さを感じません。

このボカープ地区のカラフルでポップな家には実際に人が住んでいます。
写真を撮られることは慣れているようですが、家の前ではしゃぎすぎたり、家の敷地にズカズカはいっていってしまわないように注意しましょう。
ケープタウン「ボカープ地区」の場所・行き方
南アフリカ共和国・ケープタウン市の中心部(ロングストリート、マーケットスクエアなど)の近くに位置しています。
バックパッカーズやホステルから歩いて向かうことができます(徒歩5分程度)。ボカープは一般の住宅街なので、入場料の支払いなしで入場できます。
おすすめはボカープをまわるウォーキングツアーへの参加。
ケープタウンの有志がおこなうウォーキングツアー(無料)でこのボカープをまわるツアーが組まれています。
私もこのツアーに参加してボカープをまわりましたが、解説付きで歴史的なバックグラウンドを理解しつつ観光できました。とってもおすすめ。
このフリーウォーキングツアーは、下のスタート地点(一日二回)にいるスタッフに声をかければ参加できます。
ボカープウォーキングツアーの開始時間は、午後2時と午後4時20分の一日二回。
開始時間と集合場所は、変わる可能性があるので、公式サイト(FREE WALKING TOURS)をチェックするようにしてください。
ボカープに来たならスパイス屋さんに寄ってみよう!

ご存知の通り、カレーをはじめとするマレー料理には、多くのスパイスが使われています。このボカープの周辺にはいくつかスパイス屋さんがあり、様々な種類のスパイスが売られています。
ボカープに来たならサモサを食べよう!

サモサは、マレー料理のひとつですが、南アフリカといったらサモサ!というぐらい人気がある、ケープタウンのグルメの一つです。
このポカーブでも、サモサを売っているローカルなお店がありますので、ぜひ試してみては。
上の写真のお店(ちいさな商店)で購入することができます。
ボカープで”インスタ映え”もばっちり!?
インスタグラムで「#bokaap」と検索してみると、世界中のインスタグラマーたち渾身のBo-Kaap写真を見ることができます。いくつかご紹介します。
南アフリカ情報のあれこれ
観光・旅行の基本情報、よくいただくご質問をまとめました。
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