青年海外協力隊が赴任して三か月目に体調を崩しやすいその原因とは?

青年海外協力隊の三か月目の体調不良

青年海外協力隊として南アフリカ共和国で活動しているきたむ(wakajps)です。

南アフリカ共和国で活動して約半年が経ちました。途上国での生活、配属先での活動にもだいぶ慣れてきました。

きたむ
きたむ
文化的な面で驚くことはたくさんありますが・・・

幸いにも、ここまで体調を崩さず私は元気にやっています!

ただ、この約半年、私の同期を見ると必ずしも『みんながみんな元気だった』わけではありませんでした。

特に、訓練所の中で講義で言われていた、『節目となる三か月に体調を崩しやすい』という話は、まさにその通り。同期の状況等を踏まえて、体調を崩した事例の紹介と解消法について考えてみます。

どのようにして体調を崩すのか?

同期とはFacebookやTwitterを通して情報交換をおこなっていますが、赴任して三か月目のときに、体調不良を訴える投稿が多く見られるようになりました。主に、精神的な面です。

具体的には以下のとおりです。

インフラ(水道や電気)が安定しない。

当然ですが、青年海外協力隊が派遣されるような発展途上国では、場所にもよりますが、水道や電気、ガスといったインフラは十分に整っていません。日本では、あたりまえのように手に入るインフラが、途上国にいってみると断水や停電は当たり前のセカイです。

断水を例として挙げてみると、「調理ができない」「体を洗うことができない」「飲み水がない」「手を洗うことができない」など、通常の生活を送るのに支障をきたしはじめます。1日で復旧すれば良いですが、数週間続く場合もあり、「いつ復旧するわからない」という感覚は、想像する以上に辛い状況です。

派遣される前からインフラが不安定であることは、ある程度想像ができるのですが、実際にそこで生活をはじめると『思っていた以上に不便だった ⇒ ストレスが溜まる』ということが起こりえます。携帯電話の電波状況が悪く、『インターネットや通話環境がろくにできない!』といった隊員もいます。

現地語でうまくコミュニケーションをとることが難しい。

おそらくこれが一番多かったのではないかと思います。特に、英語以外の新しい言語をならった隊員に多かったです。

「言葉がうまく通じない/聞き取ることができない ⇒ コミュニケーションをとることが億劫になる ⇒ ストレスが溜まる」といった連鎖になってまったケース。コミュニケーションがうまくとれないと、活動を通して自分がやりたいこと(伝えたいこと)、現地の人たちが求めていること(聞きたいこと)の情報交換が満足にできません。

『何か活動をしなくては!』という気持ちとは裏腹に、コミュニケーションで課題を抱える隊員は少なくないです。

日本語で話す機会が減る。

派遣された国では、基本的に現地語を使うことになります。長期留学を経験したことがある隊員でも、この状況に陥りストレスを感じていた方がいました。

これは私も理解できることで、長期的に「日本語で話すことができない環境にいること」は、ストレスにつながっていきます。

隊員の数が多い国であれば、顔を合わせる機会が多いため、それほどこのケースにはあてはまらないかもしれません。帰国報告会などのイベントがある度に、上京して他の隊員と顔を合わせることができるのです。一方で、日本人が多いことによる人間関係の問題もあるようですが・・・・それは後述します。

私の派遣されている南アフリカ共和国では、隊員の数が合計10名、同期3人です。毎隊次、新規隊員がやってくるわけではないので、上京の機会も少なく、顔を合わせることがほとんどありません。なので、『日本語を話したい!』という衝動に駆られることが、定期的にやってきます。

そういうときは、他の隊員に電話して、日本語を話すことでリフレッシュするようにしています。なんでもないときにも、家族や友人でも気軽に電話ができる環境を作っておくと良いですね。

配属先でなにもやることがない。

次に多かったのがこれです。配属されたけれども、やる仕事が特にないケース。

青年海外協力隊あるあるとして、『要請調査票が提出されてから一年近く経ってボランティアが派遣されるので、活動先の状況が変わっている』といったことがよくあります。ボランティアが派遣されるまでに、既に代わりの人が配属され、隊員が配属されるころには状況が好転しており、隊員のやることがないといったケースです。

状況は好転しているので配属先にとっては良いことだと思うのですが、配属された隊員は『こんなはずではなかった』と少し考え込んでしまうことでしょう。

日本人、隊員同士の人間関係。

隊員同士の人間関係のトラブルで、ストレスが溜まっていくケース。

これは派遣される隊員の数が多い国であてはまってくると思います。多い国が、一つの国に100近くのボランティアが派遣されている国もあります。

きたむ
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ちなみに、私が活動している南アフリカ共和国は、男子しか派遣されていない国、かつ少人数。国によって派遣人数が異なるので、それによって環境は変わるかもしれません。

体調を崩さないためにできること

体調を崩してしまう原因について触れましたが、下に『体調を崩さないためにできること』を挙げてみました。

  • 異変を感じる前に、調整員に連絡・相談してみる。
  • 家族や友人、隊員同期と連絡をとってみる。
  • 高すぎる理想を持たない。
  • 細かいことを気にしすぎず、図太くなる。
  • リラックス、リフレッシュできる方法を見つける。

特にインフラや環境のことは、自分の力ではどうしようもないことが多いです。調整員や配属先を通じて解決できることがあるかもしれません。

当たり前ですが、途上国での生活・活動は、日本で過ごすよりも間違いなく消耗しやすいです。

きたむ
きたむ
私は、うまくいかなかったときには、家でB’zを熱唱するようにしています!

早い段階で、『任国外旅行などの制度を利用して、気分転換、他国の同期とコミュニケーションをとってみる。』というのもありだと思います。

さいごに

青年海外協力隊の活動は、『健康があって成り立つもの』。

前職を退職をするときに、青年海外協力隊に参加する私に『やばいと思ったら逃げることも必要だ。』と上司から言われました。人間は不思議なもので、自分自身と向き合うとネガティブな方向に思考が進んでしまいます。時には、自分自身と向き合うことから逃げてもいいと思います。

きたむ
きたむ
楽しいことやリフレッシュできることを普段の生活の中から見つけておくと、きっと自分自身が楽になれます!

おしまい。

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きたむ
アフリカではたらくフリースタイルジャパニーズ |三度の飯と写真|87年生の伊豆下田育ち→大学職員人事→ 南ア現地NGOでICT・マイクロファイナンスを軸に活動中|キリマンジャロ登頂|スマホ歴12年|旅行14カ国|仕事7カ国|<プロフィール詳細>

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