きたむ(wakajps)です。
1日目(【1/6日目】キリマンジャロ登山の初日!荷物のレンタルを済ませていざ出発!)を終え、キリマンジャロ登山、2日目。
夜は想像以上に冷えたため、寒さのあまり夜中に何度も目を覚ましてしまったけれど、体力はしっかりチャージ。
2日目は、Machameキャンプ (2,980m) → Shira2キャンプ (3,840m)まで約6時間かけて、移動する。
【2/6日目 キリマンジャロ】
Machameキャンプ (2980m) → Shira2キャンプ (3840m)
朝起きるとポーター達たちキャンプサイトからやや離れた湧水から汲んでいた。なだらかな1日目と違い、アスレチッキーな場もあったりと行程にバラエティがあった。夕暮れ時に、みんなで歌って踊ってお互いに鼓舞しあった pic.twitter.com/P9hrSXMzQH— きたむ@南アフリカ🇿🇦 (@wakajps) 2018年1月24日
起床~出発前
朝早目に起きると、ポーター達がキャンプサイトからやや離れた湧水から汲んでいる。
山へのペットボトル持込は禁じられており、手水(毎朝夕に洗面器半杯のぬるま湯をくれる)や飲食用の水は全てこうしてポーター達が汲み沸かして提供してくれる。
キャンプサイトから水場までの距離はマチマチで重労働のように見えた。
起床時間は7時。7時になるとポーターたちがぬるま湯の準備ができたと声をかけてくれるので、毎朝それで起きていた。
少しゆっくりして、7時半から朝食をとり、歯磨きや荷造りをして8時20分に出発。
登頂アタック日までは、このルーティン。(登頂アタック日は、夜中に出発するためスケジュールが異なる)
夜は早くに暗くなってしまうせいか、ポーターたちはみんな、時間通りにキビキビ動いていた。アフリカ人と言えば、時間にややルーズ(通称アフリカンタイム)な印象があったため、少し見直してしまった。
キリマンジャロ登山2日目、いざ出発!
定刻に出発。
2日目は、1日目のなだらかな道と比べて、アスレチッキーな道が続いた。

特別なスキルは必要ないものの、足を滑らせる危険性や高山病のリスクが高まることから、ガイドから「ポレポレ(ゆっくり)」と声をかけられた。その言葉通り、緩やかに登っていった。
道中、ガイドたちを色々な話をしながら一緒に歩いた。
どうしてこの仕事をしているのか、将来何をしたいのか、本業は何をしているのか。本業としてガイドをやっている者もいれば、将来はコンゴのアスレチックセンターで働きたいと考えている者、専門学校の学生など、色々な人で構成されていた。
日本人の登山客が多いのか、彼らは日本語を少し話せた。
休憩をとったあと出発するときに、「イコウ」と声をかけてくれた。これがとてもかわいい。何度もニヤニヤしながら歩き始めた。
キャンプサイトに到着
日が暮れる前に、目的地のキャンプサイトに到着。
夕食まで時間があったので、昼寝して過ごす者、のんびりして過ごす者、お茶を飲んで待つ者、それぞれ自由に過ごした。
夕食まで時間があったので、初期の登山家たちが使っていたという洞窟を案内してもらった。キャンプサイトからこの洞窟までは、一時間程度。
中は焚火をしたような炭の跡が残っていた。寒い中、焚火をして暖をとっていたのだろうと想像してみた。

途中、見晴らしの良い高台があった。
標高が高くなってきて、背の高い植物はもうほとんど見当たらない。不思議とカラスやねずみはいた。

ここには、グッドラックストーン(Good Luck Stone)が並んでいた。
Good Luck Stoneは、石が積み上げられたもの。これには先人たちの励ましの気持ちが込められているそうだ。

夕暮れ時、近くの団体客が輪になり歌って踊っていたので、仲間に入れてもらった。
キリマンジャロキリマンジャロという曲らしい。

ツアー客は一人ひとり踊らされた(私も踊った)が、不思議と自分はひとりじゃないんだと鼓舞されたような気持ちになった。
その後もしばらくのんびり過ごして、夕食をとる。山での食事は相変わらずうまい。

夕食をとってテントに戻ろうとしたときに、夜空を見上げてみると一面星空が広がっていた。とても綺麗だった。
よく目を凝らすと向こう側にキボハット(キリマンジャロ山頂)も見ることができた。雪が積もっているので、雪の覆っている白い部分がわずかに見えた。
標高が高いのか、いつもより月を近くに感じる。かじかむ手を擦りながら、月が雲に隠れるのをじっと待つ。
月が隠れたタイミングでシャッターを切った。
星空をしばらく眺めていたら体が冷えてきたので、寝袋にくるまって温まった。気が付いたらいつの間にか寝ていた。
三日目(翌日)の登山記ブログは以下の記事からどうぞ。
